落語の世界 桂小米朝 その 五 ○たちぎれ線香 ○青菜
米朝の長男として幅広く活躍している小米朝は、一門の若手噺家の中では最も注目株。彼の噺を堪能するシリーズの第5弾。小さんが鬼籍に入って消沈気味な落語界に、上方から喝を入れてほしい。
関連音楽
落語の世界 その1 桂小米朝落語の世界 その1 桂小米朝
上方の若旦那の初CDは、それぞれに特徴的な若旦那が登場する噺が並ぶ。伸び伸びとして、ホンワカした語り口に育ちのよさが感じられて、若い頃の志ん朝を思い出す…とはヨイショがきつい? 久しぶりに若旦那の色気を素で演じられる噺家が登場した。 1998/02/25 発売
落語の世界 桂 小米朝 その二 高津の富/桃太郎落語の世界 桂 小米朝 その二 高津の富/桃太郎
六代目松鶴の十八番だった「高津の富」だが、小米朝は伸び伸びと語る。口跡とテンポのよさが若々しさを感じさせて心地よい。主人公の演じ方も品よく(?)その後の展開とのギャップをより明確にしている。「桃太郎」の枕は秀逸で、噺を活かしている。 1999/02/24 発売
落語の世界 3落語の世界 3
米朝一門の実力派ベスト5を特集したシリーズから、米朝の長男・桂小米朝の高座第3弾。大阪サンケイホールで独演会を開く力量の持ち主。「はてなの茶碗」ほか、若手らしい語り口が味わえる。 2001/12/06 発売