デュアル・ユニティー
ポールがシンセに狂っていた71年、ロッテルダムとパリで行なったライヴより。アネットがぞわぞわキメるとポールは暴れながら、あの手この手を繰り出していく。ゆるやかさと性急さが平然と脳ミソの中に同居している天才だけが成せる前衛の道。
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ライヴの名盤といえるだろう。ことに(1)の終わりのピアノ・ソロと(2)の前半がいい。曲はどちらもアネット・ピーコックのもの。現在はオーディオ界で名を馳せるマーク・レヴィンソンのおそらく最上のベース・プレイがきかれるアルバムでもある。 1988/10/25 発売