ハンズ・オン
このところ絶好調のポール・ブレイの最新ソロ・ピアノ・アルバム。ソロ・ピアノという最小限の世界の中で、彼の耽美的なサウンドが淡々と展開されている。その1音1音の存在感はすごい。キース・ジャレットなどとはまた違った、とても深い音世界だ。
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イン・ハーレムイン・ハーレム
ライヴの名盤といえるだろう。ことに(1)の終わりのピアノ・ソロと(2)の前半がいい。曲はどちらもアネット・ピーコックのもの。現在はオーディオ界で名を馳せるマーク・レヴィンソンのおそらく最上のベース・プレイがきかれるアルバムでもある。 1988/10/25 発売