ミッドナイト・ワルツ
ジャズ・ピアニストとして今や巨匠の域に達したシダー・ウォルトンのベスト・アルバム的な一枚。数ある優れたオリジナル・ナンバーの中から、彼自身が選んだ10曲をピアノ・トリオで演奏している。
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シダーシダー
トミー・フラナガンやケニー・バロンに続く名手として近年注目を集めるウォルトン。これは彼が当時のレギュラー・トリオで録音した好内容盤。ブルースやバラードの佳曲を中心に、彼らしい流麗な演奏が堪能できる。いぶし銀の味わいに満ちた秀作だ。 2002/02/28 発売
アット・グッディ・クラブアット・グッディ・クラブ
淡いスピード感。癖のないのが玉にキズ。しかしこの美しい旋律家がもっとも輝くのはブルース・ナンバーというのがジャズ錬金術か。モンク・メドレーにはクラシックとブルース双方に揺れるシダーの心模様が聴き取れる。名手の異名高いが、案外ムラがある、大穴狙いでは。 2002/06/26 発売