(1)の協奏曲の独奏は、やや線は細いものの、真摯にオーソドックスに弾いている。これに、さらにこまやかなニュアンスが加わればもっと良かったが。伴奏は平均点。余白はチェロとハープによる小品。ハープの音がちと固いが、雰囲気はまずまず。