バルトークの残したピアノ協奏曲全3曲を収めた意欲作。ブロンフマンの切れ味の良い演奏はまさにバルトーク向きで、サロネンのサポートも見事。欲を言えば3曲の性格の違いをもう少し描き分けてほしかった。録音も、独奏ピアノの響きが物足りない。