チェロ用の邦人作品を収めたもの。独奏はなかなか充実していて、ピンと張った緊張感がアルバム全体を通じて持続されている。97年の(5)湯浅作品がやや先鋭的だが、(4)の松村作品も一種独特の雰囲気があって聴きものである。