角松敏生 [1981〜1987]
デビューから1987年までの作品から20曲を選び、2枚のディスクに収めた。といっても単なるベスト盤ではなく、モノによっては手を加え、お色直しがされている。プロデューサー角松が、過去の作品を新たに蘇らせたといった趣のアルバム。
関連音楽
『SEA IS A LADY』でのオール・インストゥルメンタルでリスナーに抱かせた驚きと不安はどこへやら、圧倒的な存在感を感じさせる88年のアルバム。NY録音でプロデューサーを5人も起用した結果は吉と出、逞しさも感じさせる。 1988/02/05 発売
89年8月26日、日比谷野音でのコンサートを収録したライヴ盤。はっぴいえんどの(1)、鈴木茂の(2)(5)(6)、小坂忠の(4)等、日本のロックの70年代の名曲を鈴木茂、今剛、村上秀一、斎藤ノブらによるスーパー・セッション楽団と共に熱演する。(8)(9)はスタジオ録音。 1989/12/06 発売
87年のギター・インスト盤『SEA IS A LADY』に続いて、ギター奏者としての角松敏生をフィーチュアした90年のアルバム。前作よりも陽気に歌いまくっている饒舌なギター・ワークが如何にも彼らしい。女性を口説く時の多彩な手練手管を音楽化したようなインスト集だ。 1990/07/25 発売
角松敏生のバラード集。角松というと、サウンド志向のアーティストというイメージが強く、それも彼の一面だが、バラード・シンガーとしても人気が高い。こうしてバラードばかり集めるとその楽曲のトーンの似ていることに、改めて気づく。 1991/12/04 発売
70年代フォークのような暗いジャケット。本当に角松のアルバムかと一瞬我目を疑った。タイトルも随分今までとイメージが違うじゃないか、何があったんだ角松? 辛い恋でもしているのだろうか。一つ一つのフレーズが冷たいシャーベットみたい。しみる。 1992/07/01 発売
メロディックな楽曲からダンス・チューンまで軽くこなしちゃうサウンド・メーカーの5曲入りアルバム。スロー〜ミディアムのバラードを中心に、それなりに凝ったアレンジなのに、メロディーと歌詞とが聴き手に迫ってくる。ヤンチャな小僧も大人になった。 1992/12/16 発売
サマー・ミュージックともダンス・ミュージックとも呼べそうなリズムをきかせた明るいサウンドが、角松敏生のアルバムの特徴。このアルバムはL.A.で録音されている。アレンジはソウル系のTOMTOM84が担当している。カフェ・バーのBGM向き。 1994/12/16 発売
ちょいと涼しげな山下達郎といったイメージがこのアルバムで定着した角松敏生だが、その細い声が魅力である一方で、もの足りなさだったりもする不思議なシンガー・ソングライター。リゾート・ミュージックですね。 1994/12/16 発売
洗練されたファンク調の「イフ・ユー」で始まるこのアルバム、軽快さがポイント。リズムを強調しながら、あくまで軽くってのが売り。BGMに最適。 1994/12/16 発売
夏の浜辺のBGMといった雰囲気のサウンドと角松敏生のボーカル、そしてハワイのFM局KIKIの名物D.J.カマサミ・コングのしゃべりによる構成の、86年のアルバム。のりの良いポップなBGMです。 1994/12/16 発売
1曲7分前後になるダンス・ヴァージョンを、これまで角松敏生は12インチ・シングルで発表してきた。それを集めたベスト・アルバムがこれです。とにかく踊りたくなったらどうぞってタイプの音楽なのだが、これはクロッぽくないダンス・ミュージック。 1994/12/16 発売
ひさかたぶりのシティ・ポップ路線の復活だが、この男にかぎって言えば形を変えながらも常に意識してきた70年代の日本のロックへの憧憬が、ようようたくましさをつけてきた、と解釈したい。クレジットに相変わらず居並ぶ女の名前にはまいるけど…。 1994/12/16 発売
7年ぶりのオリジナル・アルバムは、カドマツ流ポップスの真髄をとことん堪能させてくれる充実作となった。一つ一つの音を奏でることが嬉しくてたまらないと言わんばかりの伸びやかなサウンドは、とても酔いも甘いも知り尽くしたベテランの業とは思えない。 1999/01/21 発売
女性アーティストに提供してきた作品のセルフ・カヴァー集は丁寧なアレンジに彩られ、各楽器の響きもゴージャス。角松らしさがあふれる仕上がりだ。(2)のようなメロウな曲の自演は真骨頂。曲自体の出来は、やはり中山美穂が歌ってヒットした(10)がベスト。 2000/01/19 発売
オリジナル・アルバムとしては1年半ぶりの新作。フォーク・ロックを基調としたロー・ファイなバンド・サウンドという試みが新鮮だが、角松ならではのアイロニカルな詞の世界も健在だ。 2000/08/02 発売
98年に活動凍結を解凍し、復帰アルバム『存在の証明』が好評を得たことでも記憶に新しい角松のコンピ盤。未発表曲も収録し、“凍結”に至るまでの彼の足跡をたどることのできる好盤だ。 2000/12/20 発売
約2年ぶり、通算16作目にあたるオリジナル・アルバム。角松は、デビュー21年目のこの作品で、日本人の精神性の原点を見詰め、日本人としてのアイデンティティを表現しうるポップスを追究しようとしている。未踏の領域への第一歩を踏みだした充実作。 2002/10/30 発売
初回盤は小林克也のDJ入りスペシャル・ディスク付き2枚組。強烈な色があるわけではないのに存在をシッカリと示す角松サウンドはJ-POPの源であるシティ・ミュージックの嫡流と言える。神経の行き届いた曲づくり・音づくりで今回も高品質のポップスを提供してくれた。 2003/08/06 発売
新曲5曲とセルフ・カヴァー5曲で構成されたアルバム。新旧の楽曲はそれぞれ交互に収録されていて、それと知らない者にはなんの違和感もなくそれらの楽曲が耳に入ってくる。それというのも、彼の楽曲が普遍性を持っている証だろう。 2005/10/26 発売
デビュー25周年記念アルバム。ファンクな(2)といい、スティーリー・ダンみたいな(3)といい、変わらない芸風がうれしい。ルックスも変わらない(これは驚異的)。アルバム前半のドラムはスティーヴ・ガッド。ボーナス・トラックの(13)は2003年の横浜アリーナのライヴ。 2006/07/26 発売
角松敏生の真骨頂ともいえる数々のバラード曲を、ツアーメンバーでもある日本を代表するミュージシャンにプロデュースを依頼して制作された、バラード・セルフカバー・アルバム。カバー曲12曲に加え、TDKタイアップの新曲「Together」を追加収録。収録曲:You’re My Only Shinin’ Star/海/RAIN MAN/もどり道/SINGLE GIRL/崩壊の前日 他 2007/12/12 発売
約2年8ヵ月ぶりのオリジナル・アルバム。新しいのにどこか懐かしい。“振り返らない”という角松自身の力強い決意が込められたタイトル。その一方で、本人が撮影したジャケット写真の雰囲気そのままの爽快なサウンドには、良い意味での脱力感がある。 2009/03/18 発売
2003年の『Summer 4 Rhythm』に続くコンセプト・アルバム第2弾。本作では“都会”“夜”をテーマにアダルトな夏の夜を表現。スティーリー・ダンを彷彿とさせるクールなナンバーなど、大人向けのテイストに仕上がっている。 2010/08/04 発売
*先着特典「TOSHIKI KADOMATSU 30th Anniversary 特製マウスパッド」は終了しました。 ⇒★『角松敏生さんメッセージ動画』はこちら ■音楽への探求とチャレンジ、そして楽曲も歌唱も進化&深化を現在進行形で 遂げている角松の30周年第3弾は、セルフカバーアルバム!! ■過去にプロデュースした女性アーティスト作品のセルフカバーアルバム『The gentle sex 』(オリコン最高位 5位) を2000年1月19日にリリースしたが、角松自身の旧譜曲をセルフカバーアルバムとして取り組みリリースするのは初!30周年にふさわしい楽曲を選曲し、ファンも納得いくアルバムを制作中!発売後2012年5月31日~「TOSHIKI KADOMATSU 30th Anniversary Complete Live Tour」も決定しており、更に30周年を盛り上げる事間違い無し! 2012/03/14 発売
「Citylights Dandy」以来、約3年7ヶ月振りのオリジナル・アルバムは「ジャズ、フュージョン、ロック、ダンスミュージック、AOR」など、 角松の幅広い音楽性が1曲に組み込まれた「プログレッシブ・ポップ」。 1曲の中にインストゥルメンタルと歌をコンパイルし、組曲的要素を取り入れた約20分にも及ぶ新曲やGOSPEL CHOIRと共に歌う約15分の新曲 そして、このアルバムのイントロダクションとなる更なる新曲を含む、聞きごたえ十分の作品達が揃ったオリジナル・アルバム! 今作に収録する楽曲「I See the Light 」〜輝く未来〜(ディズニーアニメ映画「塔の上のラプンツェル」挿入歌)他収録予定。 初回仕様のみ、TOSHIKI KADOMATSU Performance 2014“THE MOMENT”バックステージ招待応募ハガキ封入 ※応募締切日:2014年3月31日(月)当日消印有効 <収録内容> 1.OPENING ACT feat.SHIENA 2.The Moment of 4.6 Billion Years〜46億年の刹那〜 3.Get Back to the Love 4.THE LIFE 〜いのち〜 5.I SEE THE LIGHT〜輝く未来〜:ディズニーアニメ映画「塔の上のラプンツェル」挿入歌 2014/03/19 発売
※特典は終了いたしました ★外付け特典 ■【アナザージャケット】 ※すでにご予約いただいた方にも特典が付きます。 ※準備数がなくなり次第、特典は終了となります。お早めにご注文ください。 ★仕様/特典 通常盤 『SEE BREAZE』に新たな息吹を加え自身納得のいく作品として2016年リリースを決意! 当時の豪華ミュージシャン、 ドラム・村上“ポンタ"秀一、パーカッション・斉藤ノブ、ギター鈴木茂、ベース後藤次利他ベテランを初め、 パラシュート、佐藤準、ジェイク・コンセプション、EPO、浦田圭司等の音源をいかしつつ、歌を再録音。 ボーナストラックには当時お蔵入りした未発表の音源を収録するなどファン必須の1枚を制作。 昨今のシティポップスブームからの再評価もされるであろう内容。 <収録内容> 01. Dancing Shower 02. Elena 03. Summer Babe 04. Surf Break 05. YOKOHAMA Twilight Time 06. City Nights 07. STILL I’M IN LOVE WITH YOU 08. Wave 2016/03/16 発売
2016年35周年を迎え、アルバム『SEA BREEZE 2016』のリリースと7月2日(土)に 横浜アリーナで記念ライヴを大盛況の内終了した角松敏生。シンガー・ソングライター、 音楽プロデューサーとしての活動に合わせ、80~90年代にインストゥルメンタル・アルバムをリリースするなど ギタリストとしての評価も高い角松だが、2017年は予てから要望の声も高かったインストに再挑戦する。今作には新曲も収録! ! <収録内容> 01. SEA LINE 02. NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND 03. SUNSET OF MICRO BEACH 04. OSHI-TAO-SHITAI 05. 52ND STREET 06. MIDSUMMER DRIVIN’ 07. Ryoko 08. Summer Babe 09. 新曲 (インストゥル・メンタル) 2017/05/10 発売
関西を拠点に活動するビッグバンド“アロージャズオーケストラ”と 2015年3月20日に行われたビルボード大阪でのライブがきっかけとなり交流がスタート。 その後毎年ビルボード大阪にて行われ今年は3月23日&24日の2DAYS 実施される。 今年結成から60年を迎えるアロージャズ。何か一緒にできないかと考案し今回のこの作品を制作するに至った。 今までビッグバンドとコラボしてきた角松曲を日本のトップミュージシャンと収録! 何故か懐かしいビッグバンドとのコラボを堪能して欲しい!!アルバム発売に合わせ、 「TOSHIKI KADOMATSU TOUR 2018“BREATH from THE SEASON”」のツアーのスケジュールも発表された。 コアファンのみならず、グレーホワイトユーザーに向けアプローチしてファン層を広げたい。 2018/04/25 発売
角松敏生は、2021年の40周年に向かって様々な仕掛けを考えている。 そのステージに向かうファーストステップがこのミニアルバム「東京少年少女」。 謎めくタイトルだが、楽曲自体はブラスファンクあり、バラードありとまさに角松サウンドの王道ともいえる内容になっている。 ミニアルバムという形態ではあるが、重要なクエストが秘められた今作は、今後の展開を知るアイテムであることに違いない。 2019/04/03 発売
脚本・演出・音楽を全て自身で構成した舞台 MILAD の Final Edition!! 2022年8月31日に8年ぶりのオリジナル・アルバム『Inherit The Life』を発表したばかりの角松敏生が、 その完結編として『Inherit The Life II』を 5月17日に発売することが決定した。 今作は、新曲とカヴァー、昨年発売された『Inherit The Life』をブラッシュアップした別バージョン等全16曲収録予定で、 1曲目には、「After 5 Crash ~ Tokyo Tower ~ 初恋 ~ I‘ll Do My Best」という角松の代表曲と新曲を含めた約10分に及ぶメドレーが収録される。 本作は今年の秋に公演が予定されている角松がライフワークとして目指してきた彼独自の 音楽エンターテインメント MILAD (MusIc Live, Act & Dance)のサウンドトラックでもある。 この『Inherit The Life』『Inherit The Life II』は 2 枚で完全版であり、角松の覚悟が散りばめられたものであることは間違いない。 尚、今作のジャケットは、グラフィックアーティスト小池愛さんが前作のジャケットをモチーフとして新たに作成されたデジタルアート作品。 ●アーティストプロフィール: 東京都出身。1981年6月、シングル・アルバム同時リリースでデビュー。 以後彼の生み出す心地よいサウンドは多くの人々の共感を呼び、時代や世代を越えて支持されるシンガー。 新たな活動に向け、制作、ライヴとますます精力的に活動を続けている。 2023/05/17 発売
角松敏生が新たに提案する「C.U.M」シリーズ!! キャリア 43 年にして休むことなく最新作を創作し続ける角松敏生。その彼が自ら最後のリスタートと位置付けるシリーズ第1作目が完成した。 Contemporary Urban Music Vol 1 『MAGIC HOUR〜Lovers at Dusk〜』彼が提唱する Contemporary Urban Music とは如何なるものか、それは聴く人々の想像力に委ねられているであろう。 70年代、80年代のフレーバーを纏った曲たちを彼の指揮の元、彼と同じ年代を生きてきた宮大工のような職人ミュージシャンたちが綿密に構築する。 その技法はその時代の記憶を持った者でしか再現できない。 さらに新たな才能を持った素晴らしい若手ミュージシャンたちが参加することによって生まれる化学変化はまさにスタジオ作品ならではの醍醐味であり価値である。それらを最新の技術と手法によって練り上げた本作。 ライヴ至上主義の現代の音楽エンターテインメントにおいて時代とともに無価値化してゆくスタジオ作品に最後まで拘り続けたい、そんな彼なりの想いが込められたプロジェクト、Contemporary Urban Music C.U.M シリーズが幕を開けた。 〜どんなに時が流れても Magic Hour を彩る恋人たちの想いは変わらない〜 ●プロフィール 東京都出身。1981年6月、シングル・アルバム同時リリースでデビュー。 以後彼の生み出す心地よいサウンドは多くの人々の共感を呼び、時代や世代を越えて支持されるシンガーとしての道を歩き始める。 2022年角松が 30 年来の目標であった音楽ライブとダンスそしてアクトの融合エンターテイメント MILAD(Music Live, Act & Dance)の舞台を上映。2024 年新た な活動に向け、制作、ライヴとますます精力的に活動を続けている 2024/05/15 発売
34年ぶりのギター・インストゥルメンタルアルバム Contemporary Urban Music シリーズ第2弾!! 34年ぶりとなる3枚目のインストゥルメンタル・アルバム『Tiny Scandal』 Contemporary Urban Music シリーズ第1弾 『MAGIC HOUR〜Lovers at Dusk〜』から7か月余りで第2弾『Tiny Scandal』のリリースが決定! 彼が提唱するContemporary Urban Music(現代の都会的な音楽)は、80年代に流行したCity Popに対抗する角松ならではの彼の音楽性を表現した言葉である。 70年代、80年代のフレーバーを纏った曲たちを彼の指揮の元、彼と同じ年代を生きてきた宮大工のような職人ミュージシャンたちが綿密に構築する技法をその時代の記憶を持った者が再現するものである。 ライヴ至上主義の現代の音楽エンターテインメントにおいて時代とともに無価値化してゆくスタジオ作品に最後まで拘り続けたい、そんな彼なりの想いが込められたプロジェクト、Contemporary Urban Music C.U.Mシリーズの第2弾!! ■アーティストプロフィール 東京都出身。1981年6月、シングル・アルバム同時リリースでデビュー。 以後彼の生み出す心地よいサウンドは多くの人々の共感を呼び、時代や世代を越えて支持されるシンガーとしての道を歩き始める。 2022年角松が30年来の目標であった音楽ライブとダンスそしてアクトの融合エンターテイメントMILAD(Music Live, Act & Dance)の舞台を上映。 2024年新たな活動に向け、制作、ライヴとますます精力的に活動を続けている。 2024/12/11 発売