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ハード・ロックなのにどギツさの微塵も感じられず、無駄な贅肉がすっかり落ちて筋骨隆々のサウンドを聴かせてくれるアルバムだ。メロディの中に清涼感や宇宙的な広がりが現れ、そこは悪魔のくせに…と思うが、キャリアならではのツボのつき方に納得。
関連音楽
コスチュームはキッス風、コンセプトはブラック・サバス風といった聖飢魔IIのセカンド・アルバム。サウンド、ヴォーカル、詞の内容ともヘヴィ・メタ独得のオドロオドロしくも大袈裟なノリが感じられる。 1986/04/02 発売
“悪魔教典を広げるため地獄からやって来た”というふれこみの悪魔メタ・バンド聖飢魔IIの第3弾。おどろおどろしいコンセプトがふとしたことでお笑いに転化するかも知れない危険を孕んでいるところがスリリング。サウンドはブリティッシュ・ハード。 1986/11/21 発売
悪魔軍団の4枚目はロスでリミックスされたもの。従来のイロモノ的なイメージは本作でもぬぐいきれないがそれはヴィジュアル付でのこと。音だけ拾ってみればV・ヘイレン風やバラード調ありと器用な所もある。 1987/11/21 発売
この頃過渡期にさしかかりつつあった、悪魔くんの第5教典(つまりが5作目)。本作での特筆すべきポイントは、プロデューサーにレベッカの土橋安騎夫を起用したところだろう。彼によって若干毒抜きされたサウンドはライトでポップ。 1988/12/09 発売
B面曲、未発表ヴァージョンなど、ファン・サービスをとりまぜての2枚組ベスト。さすがに演奏は多少うまくなってきている。信者でないかぎり全26曲通して聴くのはつらいが、手を変え品を変え、自分たちだけは飽きさせない努力は立派。マンネリの鑑かも。 1991/12/12 発売
聖飢魔IIはデーモンの3枚目的キャラクターばかりが先行し、楽曲の本来持つクオリティが過小評価されてるところが強いバンドだ。本作でもハードロックの王道スタイルを踏襲したサウンドの完成度は非常に高い。だがデーモンの歌が3枚目風なのが残念だ。 1994/07/01 発売
レコード会社を移籍してのリリースとなった、96年のアルバム。あいかわらずエンターテインメント色が濃く、おどろおどろしい世界観も卓越した演奏テクニックによって見事に構築されている。今回は、旧メンバーのダミアン浜田とジェイル大橋が詞曲を提供しているのも話題。 1996/06/21 発売
非常に普遍的かつクオリティの高いロック・ヴォーカル・アルバムだ。本来はメロディック・メタルを愛する王道ファンに愛されるべき作品だが、バンド・コンセプトの邪道さがそこで邪魔にならないことを祈る。それより閣下、オレンジ色の髪はヘンですぞ。 1998/07/23 発売
“売れなくても世紀末までは解散しない、売れていても世紀末には解散する”。デビュー当時の宣言通りに今年、聖飢魔IIが解散する。そこで発売された中教典が、デビュー曲「蝋人形の館」の再演盤。見た目はキワものだが、音楽性は高いバンドだったと実感。 1999/04/21 発売
99年に解散を宣言した彼らが終焉に向けて代表曲を絞り込んで新録したベスト盤。ある曲はイントロ部分が付加されたり、アレンジが変わったりと手直しがあるものの、多くはファンの思い入れを大切にしつつ17年間の軌跡を総括した。2枚組でもよかったかも。 1999/05/21 発売
解散まであとわずかとなった最終“大教典”。とにかく、音の分厚さとヘヴィ&ソリッドなギター・サウンドにビックリ。デーモン閣下の歌のウマさも相変わらずで、ヘタな洋楽メタルなんて裸足で逃げ出すこと請け合い。閻魔札(トレカ:全5種)も封入。 1999/10/21 発売
99年をもって活動を終了した聖飢魔II。東京ベイNKホールにて行なった、ラスト・ライヴ3デイズのハイライト・アルバムがリリース。 2000/03/08 発売
20世紀を代表する奇抜なロック・バンド。まさに「世紀末」を迎えるいま、BMG移籍後の楽曲を集めた聴き応え120%のベスト盤を送り出す。これまでのCDには未収録のレアな楽曲もあり。 2000/11/22 発売
99年12月31日をもって解散した聖飢魔IIの2枚組ベスト盤。2003年は彼らの結成から20周年に当たる。ヘヴィ・メタルをベースに個性的なハード・チューンを創造し続けたその歴史を概観するには手頃なアルバムだ。メンバー自らが担当したという選曲にはマニアも納得!? 2003/06/25 発売
デビュー20周年記念のライヴ・アルバム。96年11月5日の中野サンプラザ公演を収めたもので、メドレーも含めて14曲を収録。大仰なまでに悪魔要素を打ち出したエンタテインメントぶりと完成度の高いプレイが聴きどころ。 2005/07/06 発売
地球デビュー20周年を記念し、期間限定で再集結した聖飢魔IIの復活祭より最終日の模様を中心に構成し、[3]には新小教典を。卓越したテクニックに裏打ちされた、ドラマティックな音作りで往年の名曲を次々に披露。爆笑のMCを収録している点もうれしい限りだ。 2006/05/24 発売
地球デビュー25周年を記念し、2010年に期間限定で再集結する聖飢魔?。それに先がけて代表曲を英語ヴァージョンで再録音したセルフ・カヴァー集を発布。いわゆるジャパメタに対する再評価の機運高まるなか、ブランニューな輝きを放つ楽曲の数々。新曲「FIRE AFTER FIRE」も刺激的だ。 2009/09/16 発売
セルフ・カヴァー楽曲を一挙収録した2枚組の集大成盤。聖飢魔II初心者にもおすすめのベスト的教典で、代表曲もふんだんに楽しめる。さらに未発表の新曲も収録。本作をじっくり聴いてミサに参加したい。 2010/07/28 発売
永続特殊印刷仕様祝! 結成30周年。 どこにも類がない! 誰にも真似できない! 規格外のエンターテイメント力を収めたLIVEアルバム! ! 「蝋(正式表記は旧漢字)人形の館」「アダムの林檎」 「EL DORADO」「JACK THE PIPPER」「BRAND NEW SONG」などを含む全25曲を収録予定。 Disc-1~Disc-2 「地獄の皇太子」 「アダムの林檎」 「蝋(正式表記は旧漢字)人形の館」 「BRAND NEW SONG」 「JACK THE PIPPER」 「EL DORADO」 などMCを含む 全25曲を収録予定 2012/12/12 発売
聖飢魔II 期間再延長再集結「35++執念の大黒ミサツアー -東京FINAL-」 超常の現役感!単独では史上最大動員を記録した35++周年「大黒ミサ」千秋楽を完全収録!実況録音盤大教典発布決定!! 今作は、追加公演を含め全会場SOLD OUTとなり参拝券(チケット)が入手出来ない信者(ファン)が続出した東京国立代々木競技場第一体育館(魔暦25('23)年2月15日)で行われた大黒ミサツアーFINAL(千秋楽)を実況録音盤大教典として発布。 初回仕様限定盤には、フォトブックレットを付属したスペシャル仕様となっている。 ●プロモーション計画; 「デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』」 ■10月15日(日)@Zepp Namba ■10月22日(日)@福岡電気ビルみらいホール ■10月27日(金)@KT Zepp Yokohama ■11月4日(土)@Zepp Nagoya ■11月10日(金)@Zepp DiverCity 2023/10/25 発売