クランベリーズの元ヴォーカリストの初ソロ。ユースら複数名にプロデュースを依頼し、曲によってさまざまな表情を見せているが、独特の節回しを活かしたヴォーカル、アイルランド人らしいドラマティックな展開を持つ楽曲は基本バンド時代と変わらず。
クランベリーズの女性ヴォーカリストによる、約2年半ぶりのセカンド・ソロ作。透明感とともに強い意志を感じさせる唯一無二の歌声は健在で、聴く人に安らぎと希望を与える力強いポップ・ロックは、実に爽快な印象だ。旅のお供として持っていきたい……本作にはそんな前向きさと広がりがある。 2009/09/16 発売