ラヴ・イン
ディジョネットは所々イラついていたのかもしれない67年フィルモア(ウェスト)での実況録音。4人が一体となるのではなくお互いに秘めたる新手(荒技)をチラつかせながら先へ進もうとしている緊張感の緊/緩の間がたいへん興味深い。
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ドリーム・ウィーヴァードリーム・ウィーヴァー
キース・ジャレットとジャック・ディジョネットを擁したオリジナル・カルテットのデビュー作。コルトレーンを感じさせながらコマーシャル性もあるというロイドの不思議な音楽が、ここで萌芽。今日的視点からは、〈枯葉〉に於けるキースのソロが圧倒的。 1990/12/21 発売
フォレスト・フラワーフォレスト・フラワー
今になってもロイドの傑作として息長くジャズ・ファンに親しまれているのは、60年代を現した音楽だったと同時に、キース・ジャレットとジャック・ディジョネットの二人の俊英の若き日の姿と出会えるから。キースの左手の動きに“今”への才気を聴く。 1990/12/21 発売
フォレスト・フラワーフォレスト・フラワー
モンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでの演奏。フラワー・ムーヴメント〜サイケデリック・ジャズという当時の風潮を色濃く反映したチャールズ・ロイドの代表作である。66年9月録音。 1998/06/25 発売