街行き村行き
1974年に発表された2ndアルバム。デビュー作のフォーク・ロック調から、よりシティ・ポップ的に洗練されたサウンドを披露。その後、親交を深める細野晴臣がベースやプロデュースで参加している。
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和製シンガー・ソングライターの始祖のひとりである西岡恭蔵。これは、細野晴臣とのコラボレーションをはじめ、70年代から音楽に対して常に意欲的だった彼のキャリアの集大成とも言える静かな自信を感じさせる傑作。第3世界での放浪の成果も見逃せない。 1993/04/21 発売
(1)の歌い出しの一声だけで、あの恭蔵さんだ! とうれしくなってしまう。こういう声を本物の“温もり”という。歌手の根本は声です。だから、この人は素晴らしい歌手だとズッと思ってきた。(9)のイントロは何といえばいいのだろう…堕落中年必聴の1曲。 1997/12/10 発売
79年に発表された5枚目のアルバム。フランスからスペイン、北アフリカからインドネシアそして日本と大旅行の一巻はいつものように、とても気持ち良く耳に入ってくる。優しい眼差しがそのまま音楽になっているところが、いかにもこの人らしいのだ。 1998/02/01 発売
81年リリースの通算6作目の復刻。『南米旅行』『Yoh-Sollo』に続く海外旅行作品。全曲作詞はKURO、曲は恭蔵、10曲中6曲が鈴木茂の編曲。演奏はさわやかでどれもゴキゲン。カリブの風とマンハッタンの風とが混ざりあってるカラフルな風。 1998/02/01 発売
関西系ベルウッド・アーティストの中でも個性的な存在だった西岡恭蔵の代表作がリマスタリングで登場。オリジナルのリリースから四半世紀以上経っても、作品から伝わる味わい深さは変わらない。 2000/02/04 発売
西岡の歌にはノスタルジックな響きと素朴な明るさがある。そしてどこか物悲しい。その魅力が1枚のアルバムに凝縮された。幻のグループ、鈴木茂とハックルバックの参加も興味深い。無邪気な夢が儚い人生と重なる。そんな歌詞の数々がいまも新鮮に響く。★ 2003/01/22 発売