ライヴ・アット・ハイ・ヴォルテージ2010
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英国プログレッシヴ・ロック真の継承者マリリオンの通算 18作目、堂々のニュー・リリース! 壮大な6つの組曲から成る全17トラックで構成で、彼らならではの深い洞察と詩情にあふれた コンセプト・アルバム!収録トラックのコンセプトと呼応する黄金をあしらったスリーヴ・デザインと アート性のあるブックレットからも感じさせる高い美意識!まさにバンドのキャリアを集大成した決定盤!! プログレッシヴ・ロック衰退期ともいわれる1979年に、フィッシュ(ヴォーカル)、スティーヴ・ロザリー(ギター)、 ディズ・ミニット(ベース)、ミック・ポインター(ドラムス)、ブライアン・ジェリマン(キーボード)をメンバーとして 誕生したマリリオンは、その後、ベースがピート・トレワヴァス、キーボードがマーク・ケリーに交代しながら1982年に レコード・デヴュー。ベテラン・プログレ勢がポップ化への道をたどる中、ストーリー性の高いシアトリカルな構成美をもつ プログレッシヴ・ロックの伝統と革新性を身につけ、本国イギリスのみならず幅広い人気を獲得している。 89年には、カリスマ・ヴォーカリストのフィッシュが脱退するも、新たに加入したスティーヴ・ホガースの個性と曲作りの才能を得て、 さらなる飛躍を遂げたマリリオン。その彼らが、前作『サウンズ・ザット・キャント・ビー・メイド』以来、実に4年ぶりの スタジオ・アルバムとして送り出したのが『F E A R』である。2015年9月に新作の録音作業にとりかかるとの公式な発表があってから、 およそ1年の歳月をかけて完成した本作は、まさに彼らのキャリアを集大成するような密度の高い作品に仕上がっている。 アルバムのコンセプトは、人間の基本的な行動原理の背景にある愛と恐怖について歌ったもので、17のパートから成る全6曲は現代の社会、 政治、経済等の諸問題を豊かな寓意の中に描き出したストーリー性の高さが特徴だ。ジェネシスの影響が色濃い初期の プログレッシヴ・サウンドを継承しつつ、鋭い革新性をもったスケールの大きな世界観は彼らでしか成しえない境地といえるだろう。 アルバム冒頭曲「エルドラド」(黄金郷)に由来する、金色を基調としたスリーヴとブックレットの豪華さも、バンドがこの作品にかける 意気込みの表れである。キャリアの集大成であると同時に、新たな世界の幕開けを予感させる入魂の一作! 2016年、イギリス、アメリカ、ヨーロッパと大規模な世界ツアーを展開するなど、乗りに乗ったマリリオンにこれからも目が離せない!! 【メンバー】 スティーヴ・ホガース(ヴォーカル) マーク・ケリー(キーボード) イアン・モズレイ(ドラムス) スティーヴ・ロザリー(ギター) ピート・トレワヴァス(ベース) <収録内容> 01. エルドラド (i) ロング・シャドード・サン 02. エルドラド (ii) ザ・ゴールド 03. エルドラド (iii) デモリシュド・ライヴズ 04. エルドラド (iv) F E A R 05. エルドラド (v) ザ・グランドチルドレン・オブ・エイプス 06. リヴィング・イン・フィアー 07. ザ・リーヴァーズ (i) ウェイク・アップ・イン・ミュージック 08. ザ・リーヴァーズ (ii) ザ・リメイナーズ 09. ザ・リーヴァーズ (iii) ヴェイパー・トレイルズ・イン・ザ・スカイ 10. ザ・リーヴァーズ (iv) ザ・ジャンブル・オブ・デイズ 11. ザ・リーヴァーズ (v) ワン・トゥナイト 12. ホワイト・ペーパー 13. ザ・ニュー・キングス (i) ファック・エヴリワン・アンド・ラン 14. ザ・ニュー・キングス (ii) ロシアズ・ロックド・ドアーズ 15. ザ・ニュー・キングス (iii) ア・スケアリー・スカイ 16. ザ・ニュー・キングス (iv) ホワイ・イズ・ナッシング・エヴァー・トゥルー? 17. トゥモローズ・ニュー・カントリー 2016/10/05 発売