ひと言でいうなら女ヴァン・モリソンを目指したかのような渋く重い3作目のヴォーカル・アルバムだ。トラッド風からゴスペル、ケルティック・タイプの曲まで、楽曲の良さも歌の上手さもやはり非凡。ただ20代前半の若さでこの路線は少し早過ぎか!?
セルフ・プロデュースによる『イレヴン・カインズ・オブ・ロンリネス』以来2年ぶりの5作目。今回はトーマス・ニューマンとのコラボレーションが功を奏し、時に静寂と対峙し、時に自己を突き放してみせるといった、タニタの新たな側面が表出されている。 1995/05/25 発売
1998/06/29 発売
2024/07/27 発売