満ち汐のロマンス
96年に結成された男女ユニットEGO-WRAPPIN'。ジャズ、ソウル、ブルース、スカ、クラブ・ミュージックなどを飲み込んだオシャレなサウンド。歌は叙情的でどこか懐かしい匂いが。2001年発表。
関連音楽
2年ぶりのアルバム。これまでの昭和歌謡、ビッグバンド路線は影を潜め、まるで80年代ニューウェイヴを思わせるようなギターが何のてらいもなく鳴らされている。それでも核となるメロと歌が確立されているため、迷いは一切感じない。彼らの新境地といえる作品だ。 2004/09/08 発売
鳴り物入りでデビューした当座に比べると、ヴォーカル、演奏ともに落ち着きが増してきたよう。“昭和歌謡”といったくくり以前に、サーカスめいた無国籍性を、本来身上とするグループだったのでは。童謡を思わせる(4)に、そうした資質がうまく出ている。 2006/05/17 発売
EGO-WRAPPIN'ならではのエキゾティックなメロディと熱いホーン・サウンドが夏を感じさせる「Go Action」は、ライヴでお客さんと一体になって盛り上がる光景が目に浮かぶようなゴキゲンなナンバー。「Girls Just Want To Have Fun」では、あのシンディ・ローパーの名曲をスカ・ビートでカヴァーしている。 2008/07/09 発売
素敵に猥雑な人間臭いゴッタ煮サウンドでファンキー・スウィンギィに熱くドライヴする〈ヤルキ盤〉。しっとり、ゆったり、ほっこり、よりシンプルで優しく温かめの〈セツナ盤〉。そんな2枚組の編集もサウンド同様イカシテル。中納良恵(vo)と森雅樹(g)、結成12年の軌跡。 2008/10/15 発売
2000年に発表された通算4枚目のオリジナル・アルバム。昭和歌謡的なテイストにクラブ・ミュージックの要素などを取り入れたスタイルが印象的だ。濃厚かつ聴きやすい仕上がりとなっている。 2008/10/22 発売
パワフルでソウルフルな歌声と洗練されたサウンドで知られるEGO-WRAPPIN'の2002年発表の3rdアルバム。エネルギーあふれる作品となっており、時代を超えても色褪せない輝きを持っている。 2008/10/22 発売
地に足の着いた活動を続けるユニットによる2年ぶりのシングル。夏の香りたっぷりのサウンドが季節に響く。レゲエのリズムにどこか懐かしい昭和のメロディ、やはりさりげなく湿っているヴォーカルは、日本の夏(激暑じゃないよ)を彩る金鳥や蚊帳、もしくは花火のよう。浴衣が似合う一枚。 2010/07/07 発売
2010年発表の通算7枚目となるアルバム。中納良恵のシャウトで幕を開けるロックなナンバーあり、暖かく包み込むようなトラックのバラードありと、さまざまなタイプの楽曲が並び聞くものを飽きさせない。 2010/09/15 発売
EGO-WRAPPIN’『steal a person’s heart』インタビュー 凛として妖艶、 からみつくサウンドは、静かに、深く、身体の隅々に染み込んでゆく。 紅く熟れたエゴラッピンの8枚目、完成。 エゴラッピン通算8枚目のアルバム。 枚数を重ねる毎に熟成された音と、そこから溢れる雰囲気が、良い日も悪い日も、居心地の良い場所を与えてくれる。 中納良恵の歌詞の艶と妖婉さは、自身にしか出せない独特な「色気」となってアルバム毎に表現されているが、今回もまた然り。 昨年末の東京キネマ倶楽部で披露された直後に限定配信され話題となったミドルバラード「水中の光」。 優しい歌声とダブルカルテットで奏でられたストリングスが心地良い「Fine Bitter」。都会のけだるさを感じさせるリリック「ウィスキーとラムネ」。 軽快なビートが、どことなく爽やかな後味を感じさせてくれる、「AQビート」。このある種両極を、アルバムの中で行ったり来たりするから、 聴くものは感情を揺さぶられ、彼らのミュージックにドキドキする、彼らにしか出せない、味わい。正にエゴワールド全開の内容。 「水中の光」「Fine Bitter」「ウィスキーとラムネ」「AQビート」他 全11曲。Cover Artは中納良恵描き下ろしイラスト。 2013/04/10 発売
宴もたけなわ 20年 エゴラッピン エゴとみんなとわがままに、歩んできた通過点。 結成20周年を迎えるEGO-WRAPPIN’がオールタイムベスト&カヴァーアルバムを発売! 2人の“エゴ”が詰まったエゴ盤最強ベスト3枚組! 今年で結成20周年となるEGO-WRAPPIN'がオールタイムベスト&カヴァーアルバムをリリース。 胸を焦がす「太陽盤」、現の儚さを想う「月盤」、エゴならではの世界観が凝縮された20周年記念ベストアルバム。 代表曲“くちばしにチェリー"や“色彩のブルース"の他に新曲も収録。 きらめくスターたちの曲をカヴァーした「星盤」には、“さよなら人類/たま"など今までにない試みも。 野外で聴くベスト、屋内で聴くベスト、エゴ流カバーベストの鉄板 3枚組。 まさにオールタイム•オールデイズの必聴“エゴ盤ベスト"。 選りすぐりの全 34 曲! あらゆるシチュエーションの中で心の奥底のナニカを震わせる一曲が必ずある。 “太陽盤"は野外で気持ち良く、開放的に音楽を体感できる楽曲のベストセレクション。 2002 年永瀬正敏主演ドラマ「私立探偵 濱マイク」の主題歌「くちばしにチェリー」、野外夏フェスの鉄板「GO ACTION」といった アッパーチューンを始めとして、懐かしくも心地良いメロディーが印象深い「サニーサイドメロディ」と、さながら太陽のように 胸を焦がす珠玉の楽曲群が連なる。 “月盤"は月明かりの下、お酒でも飲みながら、しっとり、まったりと聴き入ってしまう楽曲のベストセレクション。 EGO の代名詞「色彩のブルース」、主演オダギリジョーが怪演を見せた 2014年ドラマ「リバースエッジ 大川端探偵社」主題歌を極彩色に飾った 「Neon Sign Stomp」、中納良恵の優しく包み込む歌声と森雅樹のアコースティックギターが絶妙に絡みつく、最新バラード「admire」の 収録まで新旧のメロウなEGOサウンドを収録。 “星盤" は2人の歩んだ音楽のルーツを感じさせる、煌めくスターたちの楽曲をカバーセレクション。 昭和の大ヒット曲、久保田早紀の「異邦人」、70 年代ニューソウルの重鎮Curtis Mayfield の生涯の名曲「Move on up 」、 今年1 月惜しくも他界したイギリスの大スター、DAVID BOWIE の「ZIGGY STARDUST」など、今までにない新しい試みで さらなる進化の幅を感じさせるエゴワールドを披露。 「エゴでええねん」と思わず人にオススメしたくなる3度おいしいエゴ盤ベストは全34曲収録のマストバイアイテム! <収録内容> 【“太陽盤" <全12曲> ※デジタルリマスタリング】 01. love scene 02. くちばしにチェリー 03. GO ACTION 04. a love song 05. 天国と白いピエロ 06. 満ち汐のロマンス 07. Dear mama 08. human beat 〈新曲〉 09. 10 万年後の君へ 10. サイコアナルシス 11. BRAND NEW DAY 12. サニーサイドメロディー 【“月盤"<全12曲> ※デジタルリマスタリング】 01. 水中の光 02. かつて..。 03. 色彩のブルース 04. Neon Sign Stomp 05. Nervous Breakdown 06. アマイ カゲ 07. 下弦の月 08. admire 〈新曲〉 09. Fall 10. 雨のdubism 11. BYRD 12. inner bell 【“星盤" <全10曲> ※スタジオレコーディング】 01. 異邦人 (久保田早紀) 02. Move on up (Curtis Mayfield) 03. Inbetweenies (Ian Dury & The Blockheads) 04. 曇り空 (荒井由実) 05. Fever (Little Willie John) 06. 謎の女B (平岡精二) 07. What's Wrong With Groovin' (Letta Mbulu) 08. ZIGGY STARDUST (DAVID BOWIE) 09. By This River (Brian Eno) 10. さよなら人類 (たま) 2016/04/20 発売