サタデー
結成20周年を迎え、いよいよ英国を代表する国民的存在へと成長した人気バンドの9作目。目立ったゲスト参加もないが、その男気あふれるヴォーカルとブリティッシュ・ロックの正統派でいようとするエネルギッシュな演奏は、代表作『モーズリー・ショールズ』(96年)を思い出すほど。
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ノース・アトランティック・ドリフトノース・アトランティック・ドリフト
英本国では2003年夏にリリースされたOCSの通算6作目。ひさびさの作品ながら、パワフルでアーシーなロック・チューンからフォーキーで味のあるナンバー、しっとりしたバラードまで、曲の良さで聴かせる。派手さはないものの彼ら本来の持ち味を発揮した力作。 2004/03/24 発売
ア・ハイパーアクティヴ・ワークアウト・フォー・ザ・フライング・スクワッドア・ハイパーアクティヴ・ワークアウト・フォー・ザ・フライング・スクワッド
今やイギリス屈指の実力派バンドとなった、オーシャン・カラー・シーンのアルバム。相変わらずハイ・クオリティなサウンド・プロダクション、そして熱いグルーヴに心ときめく1枚。 2005/03/24 発売
モーズリー・ショールズモーズリー・ショールズ
『ブルー・ディープ・オーシャン』後の活動停止期間を経て、約4年ぶりに発表した2ndアルバム。前作とうって変わって、男気あふれる英国ロックが聴ける。ポール・ウェラーもゲストで参加。 2006/12/20 発売
オン・ザ・レイラインオン・ザ・レイライン
自ら立ち上げた新レーベル、モーズリー・ショールズからの通算8作目。清涼感を湛えたサウンドの中に、米ルーツ・ロックの芳醇なエッセンスを溶け込ませたサウンドは不変で、心和む歌のアルバムなのが素晴らしい。兄貴分、ポール・ウェラーの未発表曲は聴きもの。 2007/06/16 発売