発売元 : ビープ
女性ヴォーカルとギタリストを擁する大阪ゴシック系バンドの2作目。全編にシーケンスを導入しながらラウドで刺激的な音を構築し、自分の世界へ誘うような歌が広がる。ケイト・ブッシュにも通じるヴォーカルの表現力がすさまじい。トランス系ナンバーも収めるなど、楽曲にも広がりが出た。
90年代にビジュアル系として一世を風靡した幻覚アレルギーのsceanaが始動させた5人組のファースト。ハイブリッド&アグレッシヴなヘヴィ・サウンドに混沌としたエモーションを昇華し、攻撃的に毒をまき散らす全8曲。まだベールに包まれている部分も多いだけに、今後の活躍に期待。
モダン・ヘヴィ・ロック・バンドの6ft.downが、新たに10代をLAで過ごしたという新ヴォーカリストのNAOを迎えてセカンド・アルバムをリリース。英詞によるアラニス・モリセット風の歌を乗せたミドル・テンポのヘヴィ・チューンは、ミステリアスでかつ独特な美しさを放っている。
民族(民俗)音楽のエッセンスをヘヴィ・メタルに取り入れ、日本語歌詞にこだわった音楽を展開するバンドのコンピレーション・アルバム。参加しているのは東京のGOOFY STYLEと
2010年1月開催のイベント“FAR EAST RAMPAGE”の出演バンドをコンパイル。女性フロント・バンドのフェス“ADDICT XX”にはJURASSIC JADEなどが、へヴィ・メタル・バンドを擁する“DAMN FES”にはEDGE OF SPIRITなどが参加し、ここでもスラッシーにヘヴィにその轟音を鳴らしている。
女性ヴォーカルを擁する沖縄のラウド・バンド、大鴉による企画アルバム。ベスト的な観点で選ばれた曲を英詞によりセルフ・リメイク。日本語独特の優美さはなくなったが、逆にメロディが持つ優しさや歌自体の透明感がクローズ・アップ。別の魅力で輝き出した11曲。