発売元 : ヴィーナスレコード株式会社
ビートルズ・イン・ジャズビートルズ・イン・ジャズ
これまでモンク集やモーツァルト集を出しているトリオ。7作目となる本作ではおなじみのビートルズ・ナンバー13曲に独自のアレンジを施し、繊細かつ優雅に演奏している。マルティーノはトリスターノ系だけあって、グループ名どおりのロマンティックかつクールな演奏。
チム・チム・チェリーチム・チム・チェリー
クールで豪快なテナーでジャズの王道を行くサックス奏者によるコルトレーン集。珠玉のバラードから愛奏曲まで幅広く素材を求め、さまざまな角度からワン・ホーン・カルテットの魅力を浮き彫りに。巨人の魂が乗り移ったような、深みのあるテナーが聴きどころ。
哀愁のヨーロッパ哀愁のヨーロッパ
ヘイクは超一流のスタジオ・ミュージシャン、これを聴けば明快だろう。しかし、この作品が初リーダー作という。バックはロマンティック・ジャズ・トリオ。サンタナの大ヒット、冒頭のタイトル曲から並とは一味違う実力を惜しげもなく発揮。楽器を操る確かな技術を堪能した。
いつか王子様がいつか王子様が
ニューヨークで活動する新進シンガー、アレクシス・コールのデビュー作は全編ウォルト・ディズニー作品のラブ・ソング集。NY随一のミュージシャンをバックに滑らかに力強く歌い上げる。ハーモニカのグレゴワール・マレーの哀愁漂うプレイが胸にグッとくる。