発売元 : 株式会社アットマーク
美空ひばり生誕70周年を記念した佐藤勢津子のアルバム。ひばりの実妹である彼女が、姉から贈られた言葉“今日涙して、明日笑おうぞ”をテーマにした新曲などを聴かせてくれる。
動物保護をテーマにした企画コンピレーション。昭和の大ヒット曲「黒猫のタンゴ」のカヴァーや、飼い主に捨てられ処分される動物の心情を歌った「メモリーズ・最後の時まで」などを収録。売上の5%が寄付金となるチャリティCDでもある。
阪神大震災の影響で4年の放浪生活を送ったピアニストのデビュー・アルバム。80〜90年代前半には活発な音楽活動を続けていた人だけに先入観抜きで聴きたいが、繊細かつ透明感に満ちたピアノの響きは修羅場を生き抜いた人間の強さと諦観を感じさせる。
全盲のピアニスト&バリトン歌手・北田康広のセカンド・アルバム。10の歌曲と5つのピアノ独奏曲を収録するが、特に歌曲はいずれも命の尊さを温かく歌い上げていて、疲れた心を優しく励まし、生きることの素晴らしさを再認識させてくれる。
医師でもあり、院内コンサートで患者に安らぎと感動を与え続けてきている上杉の、その院内コンサートから生まれたアルバム。強烈な個性を前面に出すわけではないが、単なるイージー・リスニング的な演奏にも終わらない。美しさと音楽の喜びを内包した演奏だ。
乳癌との壮絶な闘いなど激動の半生を記した伝記本が話題となっているミュージカル・シンガー、横内美知代のアルバム。本作は世界各国の子守唄を取り上げ、母と子の繋がりや平和を訴えている。プレゼントにも最適だ。
北田は、ピアニストと歌手という二足のわらじを履く、全盲の演奏家だ。(7)から(12)までがピアノ演奏、ほかの曲が歌唱となっている。訓練された声ではないが、温かいニュアンスをたっぷり持つ美声。しかし聴き手はそれ以上に彼の“確信”に胸をうたれるのだろう。