発売元 : CATCHALL
2003年デビュー、屈託のないアメリカン・ハード・ロック+パンクの継承者として精力的な活動を重ねる4人組が2年ぶりの単独CDを。原点回帰とも言うべきグッド・メロディ満載の王道メロディック路線で、思い切りキャッチーに振り切った痛快な作品だ。
類いまれなるクリア・ヴォイスを持つヴォーカリスト、finの加入により大きな変化を遂げたSTACK44。本作は、卓越したヴォーカルと洗練されたメロディ・センスでメロディック・パンクの可能性に挑戦した力作アルバムだ。
メタルやヘヴィ・ロック、エモ寄りのメロコアを基調に、豪快な爆音を響かせる2000年結成の4人組。これは彼らのルーツをさらけ出したカヴァー作で、MR.BIG、ヴァン・ヘイレン、モトリー・クルー、エクストリームなどをバンド小僧感覚で楽しくプレイしまくり。
ファースト・フル・アルバムの収録曲すべてが英詞。楽曲はとにかくストレートで、タイトなドラムとベース、ファズの利きまくったギターでグイグイと迫ってくる。息つく暇なし展開だ。そこにかぶってくるしっかりとしたメロディとヴォーカル、英詞による抜けの良さは抜群だ。
メロディック・パンク・バンドのToo Close To Seeが手がけたのは、洋楽ソングのカヴァー・アルバム。クイーンにエルトン・ジョン、カーペンターズやシンディ・ローパーなどなど。アレンジ面は、まさにメロコア。原曲をパンクにするとこうなるというお手本のような一枚だ。
トリプル・ギター編成となって放つ2ndアルバム。厚みだけでなく技術面でも向上したサウンドに二人のヴォーカルを乗せ、パンク/エモ/ポップ/メタルの混在する魅力的な作品に仕上げている。
90'sメロコアに多大なる影響を受けたそのままを、照れなくまっすぐに叩きつけたこれがファースト。茨城出身の3ピースで、歌詞も健全な青年の悩みや主張を叩きつけたグローイング・アップ物語集。ブックレット写真がかなりお馬鹿で、好感度大なのもポイント。