発売元 : Oaiko
2022年秋に東京で始動したオルタナティブロックバンド。 幼少期から音楽にのめり込み、様々なアーティストやジャンルに影響を受けた上條(Vo.Gt.)の多彩な楽曲や、 叙情的なメロディ、硬質なサウンド、疾走感のある演奏が魅力。 2025年10月に1st full album"Ark"をリリースし、全国5ヶ所でリリースツアー「Blight Space」を実施。 hardnutsが放つ初のフルアルバム「Ark」。 M4「解体」、M5「空白」、M11「余白」、M12「方舟」を軸に、 “僕”と“イヴ”という二人の人物が織りなす、切なくも美しい物語を描いたコンセプト作品。 旧約聖書「ノアの方舟」の物語を着想源とし、外界から隔絶された“部屋”と、 すべてを流す“大雨”というモチーフを通じて、二人の精神世界や愛を浮かび上がらせる。 願いや葛藤が渦巻く中で、最後に残ったものは何だったのかーーその答えを聴き手に委ねている。 サウンドは90年代〜00年代邦楽オルタナティブの影響を踏襲しつつも、さらに広く多彩な音楽性を吸収した。 レコーディングには一発録りを取り入れ、音を重ねながらも生々しい息遣いを刻み込んでいる。 長年信頼を寄せるエンジニア島田智朗氏と共に作り上げたサウンドは、 日本のオルタナティブの文脈をなぞるだけではなく、hardnuts独自の音像へと昇華されている。 光への執着とあたたかさを軸に、幅広い感情の揺らぎを12曲に凝縮した本作。 めまぐるしく移ろい続ける景色の中で、あなたの心に最後に残るものは何だろうか。
2年ぶりとなる3rd album。 「無敵の人」を主人公として据えたコンセプトアルバム。 2年ぶりとなる3rdアルバム「夜に交じる人たち」。 今作は「無敵の人」を主人公として据えたコンセプトアルバムとなっており、 M1「放銃」を起点とする本作のトラックリストは、主人公が人との社会的な繋がりから逃げ回り過去を振り返っていく… といったストーリー仕立ての内容となっている。 J-POPに対する敬愛を前面に押し出した親しみのあるメロディ、 一方で各楽器の音を前面に立たせた編曲の振れ幅がcolormalの持ち味であったが、 今作ではそれが今まで以上に広げられた。既にライブでも話題となっているM2「獣たち」では 合唱のようなコーラスパートからなだれ込むようにテンポチェンジを行ったかと思いきや、 M7「wrong song」ではどこか懐かしいメロディをもとに牧歌的な郷愁を歌い上げる。 ともすれば一貫性のない楽曲群を確固たるバンドのシグネチャーに押し上げる演奏力も含めて、 充実した内容の作品となっている。
2022年10月結成。4ピース体制で活動中。 くるり、羊文学に影響を受け、 シューゲイザーサウンドを取り入れたポップな曲調で独自の世界観を創りだす。 なんだか退屈そうな、ため息混じるアンニュイな歌声が不思議な魅力。 ”感じたことをありのまま、歌にしてとっておく”をコンセプトに作られた1st album。 幼い頃に貰った愛情が、今では棘となってしまった虚しさを歌う「キャラメル」 淡々とした曲調のなか懐古と未来志向を語った「アクセルペダル」 切ないながらも美しい恋の情景を想像させられる「ロングサマーバケーション」 確かな演奏力により作りあげた遊び心満載の楽曲である「bus stop」 水のなかをイメージさせられるサウンドと美しいメロディラインが魅力の「アクアリウム」 鮮やかな情景描写とフォーク調のアレンジが特徴的な「君はビター」 世界の不条理さを力強いリリックで表現した「幸せの意味なんて」の全7曲が収録されている。