発売元 : THABLUEHERBRECORDINGS
tha BOSS(ILL-BOSSTINO、THA BLUE HERB)コメント この発表にあたって、改めて、あまりの凄腕の揃いっぷりに、そしてこんな大それた事をこの自分が取り仕切っているという事実に震えております。 前作「IN THE NAME OF HIPHOP」もそうでした。同じ感慨、同じプレッシャーを感じてましたね。 でも、皆、自分のスタイル、世界観をしっかり持って、それでここまで人生を切り開いてきた人達で、そして何より俺自身がファンである、そういう人達なんで、一緒に音楽を創る事の喜びが何よりも勝ってた。 ヒップホップを知って、自分なりに突き詰めて、長く群れずに生きてきて、でもあちこちで貴重な邂逅を重ねて、幾つもの乾杯を経て、同じスタジオ、同じ曲に因縁が結実する。そこにはかつてのイザコザやディスすら内包されてて、でも、破綻には陥らなかったからこそ、未来はここにこうしてあり、何より、誰より、俺が来たかった未来はここだったんだな、そう思える。 制作は今が大詰めで、ほぼ出来上がった16曲を何度も聴きながら、随所で鳴り響く、人間、その人生、 それらが絡み合う事によってのみ生まれるドラマ、その完成度の豊穣さ、一足先に独り味わいながらただただ上がってる。4月12日、お楽しみに!
7年振り、5枚目、セルフタイトルを冠したニューアルバムを発表し、 全国ツアー中のTHA BLUE HERBによる、まさかの新曲が発売決定。 収録曲は「ING」(アイエヌジー)と「それから」。及び各曲のインストになります。 前述のアルバムを発表してから、今日現在、全国を廻るツアー真っ只中、久々に訪れる街々で、我々を盛大に迎えてくれる人達が、我々がやってきた、 やっている事が間違ってなかったのだと実感させてくれています。完全自主制作の我々は、支えてくれる仲間達の手も借りながら、着想、制作、ライブは勿論、 それにまつわるデザイン、ブッキング、プロモーションから経理、予期せぬトラブルの解決まで、22年間変わらず全て自分達でやり続けてきました。 多分に笑いと楽しみと報いを含みながら、やるべき事をやってきた、そして今もやっている、これからもやり続ける、営みとはそれです。キャリア中盤の初歩、 これまでの過去も全て受け入れながら常に「ING」、現実に進行している怒涛のリリースツアーの疾走感と共に、そんな想いを込めました。 そして、言わばそんな"生"に対して、我々にも、ここにたどり着くまでに避けられなかった、大切な人達の"死"が沢山ありました。別離の悲しみに落ち、 立ち止まり、振り返り、それでも巡る季節を実感し、不在をなおも嘆き、毎日の忙しさに追われ、新たな出会いやささやかな幸福を味わい... そんな繰り返しの年月を生きてきた。そしてある日、はっと気付くのです。自分の気持ちの折り合いの変化に。それは諦念にも似たものです。 かと言ってそれはそれまでの悲観的なものではなく、それを受け入れ、真に乗り越えていく、という事。 あの悲しみすら振り返れば道標だったと、あの別れがあったからこそ今がある。 生き残った側への時の処方。「それから」ずっと後、少しずつではあるが、確実に芽生え始めた再生の苗。それを歌いました。 第5章も始まったばかり、ツアーも中盤、探求と歩みを止めず、日々新たな気持ちで臨んでいきます。
THA BLUE HERB、結成20周年を経てたどり着いた、7年ぶり、5枚目のニュー・アルバムをリリース! ついにセルフタイトルを冠した今作は完全自主制作、フィーチャリングなし、2枚組全30曲、150分超収録! 【THA BLUE HERB(ザ・ブルーハーブ)】 ラッパー: ILL-BOSSTINO、トラックメイカー: O.N.O、ライブDJ: DJ DYEの3人からなる一個小隊。 1997年札幌で結成。以後も札幌を拠点に自ら運営するレーベルからリリースを重ねてきた。 '98年に1st ALBUM「STILLING, STILL DREAMING」、2002年に2nd ALBUM「SELL OUR SOUL」、'07年に3rd ALBUM「LIFE STORY」、 '12年に4th ALBUM「TOTAL」を発表。'04年には映画「HEAT」のサウンドトラックを手がけた他、シングル、メンバーそれぞれの客演及びソロ作品も多数。 映像作品としては、地元北海道以外での最初のライブを収めた「演武」、結成以来8年間の道のりを凝縮した「THAT'S THE WAY HOPE GOES」、 '08年秋に敢行されたツアーの模様を収録した「STRAIGHT DAYS」、そして活動第3期('07年〜'10年)におけるライブの最終完成形を求める日々を収めた 「PHASE 3.9」、'13年に東北の宮古、大船渡、石巻でのライブツアーを追った「PRAYERS」を発表してきた。 '15年にILL-BOSSTINOがtha BOSS名義でソロアルバム「IN THE NAME OF HIPHOP」を、'16年には前年末の東京リキッドルームでのライブを収めたDVD 「ラッパーの一分」を発表した。HIPHOPの精神性を堅持しながらも多種多様な音楽の要素を取り入れ、同時にあらゆるジャンルのアーティストと交流を持つ。 巨大フェスから真夜中のクラブまで、47都道府県津々浦々に渡り繰り広げているライブでは、1MC1DJの極限に挑む音と言葉のぶつかり合いから発する情熱が、 各地の音楽好きを解放している。'17年、結成20周年を機にこれまでの足跡を辿った初のオフィシャルMIX CD「THA GREAT ADVENTURE」、シングル「愛別EP」を発表。 10月には日比谷野外大音楽堂で20周年記念ライブを台風直撃の豪雨の中で敢行、集まった3,000人のオーディエンスと新たな伝説を刻んだ。 そして、その模様をノーカットで収録したDVD「20YEARS,PASSION & RAIN」を発表した。 2019年、活動第5期がいよいよ幕を開ける。