発売元 : TONOFON
8年ぶりとなるトクマルシューゴの新作アルバムが遂に完成! 「うた」とともに生きる「わたし」の姿を映す、珠玉の全18曲。 2016年リリースの前作『TOSS』以来、長らく練り上げてきた8年ぶりの新作アルバムが、遂にリリースされる。 100以上の楽器・非楽器を操る現代のマエストロたるトクマルシューゴ。 様々な「音」を素材にオリジナルな音楽へと昇華してきた彼がいよいよたどり着いた境地が、本アルバム『SONG SYMBIOSIS』である。 本作での使用楽器は、これまでのアルバムを超え、より一層おびただしい数に達している。 自作楽器や日本の伝統楽器、世界各地の民族楽器などありとあらゆる音を実際にマイクを通じて収録し、 精密かつ巨大なスケールのもとに編み込んでいくことで、かつて誰も見た者のいないユニークな模様を描き出した。 ほぼ全ての演奏を自らが行い、各楽音、更にはフィールドレコーディング素材を含む各音全てをもって、 「その音がそこにあること」の意味へと迫っていく。 それは、幼少期から様々な音に触れながら自らの表現に取り込んできた彼が、自身にとって、現代において 人間と音がいかなるかたちで共存し、共鳴しているのかを、自らの歩みを振り返りながら思索する行いでもある。 『SONG SYMBIOSIS』の響きは、「音の魔術師」というこれまで彼に冠されてきた称号を新たに更新するものであると同時に、 現代の私達にとって、音楽を創造(想像)し、奏で、聴くという行為は一体いかなるものであるのかという深遠な問いをも導き出すだろう。 収録は全18曲。新たに書き下ろされたオリジナル曲と、すでにシングルとしてリリースで好評を得ている各曲 (「Sakiyo No Furiko」、「Canaria」、「Mazume」、「Hora」)、宮崎県日向市のキャンペーンのために書かれた「Akogare」に加え、 その音楽的パースペクティブの広大さを裏付けるように、遊び心に溢れた世界各地のトラディショナル曲のカヴァーも収める。 壮大な躍動感を秘めた「Counting Dog」、トリッキーかつプログレッシブな「Frogs & Toads」という2つのリード曲をはじめとして、 ダイナミズムと静謐、エモーションと理知、冒険と安らぎが交錯する唯一無二の音楽世界が立ち上る。 2004年のデビューから20年。オリジナル楽曲のリリースやライブ活動はもちろん、 絶賛オンエア中の大人気アニメ『ちいかわ』をはじめ、数多くの舞台、映画、CM等の音楽を通じて、 トクマルシューゴが作り出す音は、常にわたしたちの側にあった。 先駆者として時代を切り開いてきた鬼才ならではの、わたしたちと共生する 「うた」の世界地図がここに完成した。
トクマルシューゴバンド等でも活躍するシンガーソングライター、 yunnikoによるソロ・プロジェクトYankaNoiが待望のセカンド・アルバム『ALMA』をリリース! トクマルシューゴバンド等でも活動するシンガーソングライター、yunniko(ヨミ:ユミコ)。 自身のプロジェクトYankaNoiとして約8年ぶりのソロ・アルバム『ALMA』(ヨミ:アルマ)をリリースする。 あらゆる楽器が織りなす、精巧なる宅録芸術の世界。自身の演奏と歌声をはじめとした様々な音が重なりあい、 夜空にきらめく光の彩のように美しい音楽が立ち現れる。プライヴェートな親密性に浸されながらも、 雄大かつ深遠な音風景を想起させるこの音楽は、内なる旅を余儀なくされた世界中の「私」を優しく撫で、「ここでないどこか」=未知の世界へと誘う。 ゲスト演奏陣には、同じくTONOFONから出色のソロ作『Another Galaxy』(2019年)をリリースした kauai hirótomo(ドラムス、M4「夜を渡る」アレンジも担当)をはじめ、池田若菜(フルート)、戸井安代(クラリネット/バスクラリネット)、 トクマルシューゴ(ピアノ/チェロ、一部ミックスも担当)を迎えている。 タイトルの『ALMA』とは、スペイン語で「魂」を意味し、ラテン語では「恵み」を、ギリシャ語では「飛躍」を意味する語。 様々な意味を湛えるこの語のように、本作に収められた音楽は、仄暗い空間からの再生と開放を予感させる多層的な響きを聴かせてくれる。 特殊印刷仕様のCDジャケットデザインは、自身のアクセサリーブランド「YankaMimi」デザイナーでもあるyunniko本人が担当している。