1990年7月10日発売
L.A.イズ・マイ・レイディL.A.イズ・マイ・レイディ
毎日がロック漬けの自分だけに彼のアルバムをフルで聴いたのは初めてだった。包容力のあるシナトラのヴォーカルとQ.ジョーンズの緻密なプロデュースが見事に絡み合っている。まさにゴージャスなエンターテイメントアルバム。タイトルも大御所ならでは。
トラックス・オン・ワックス・フォートラックス・オン・ワックス・フォー
英国の素敵を教えてくれる、趣味のほろ酔い系ロックンロール野郎の復刻CD。彼は77年から81年までツェッペリンのスワン・ソング・レーベルに在籍したが、『ザ・ベスト〜』はそこからのシングルを中心に集めたベスト盤。のこりの3枚は78(『トラックス〜』)、79(『リピート〜』)、81年(『トワンギン』)発表のオリジナル作で、どれもこれも、肩の力を抜いて、知識と愛情をニヤニヤしながら吐露するといった風情。長持ちする、愛すべき手作り表現。とくにロックパイルを挟んだ81年作は面子がリッチ。
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