1991年12月発売
TIME IN CHANGESTIME IN CHANGES
柳ジョージは荻原健一主演で評判を呼んだドラマ『祭ばやしが聞こえる』のテーマで一躍脚光を浴びるようになった。しかし、その昔、彼が横浜をホーム・グラウンドにし、一世を風靡したグループ、“ゴールデン・カップス”のメンバーだったことは知る人ぞ知る事である。'60年代数多く輩出したGSがアイドル・グループだったのに対してゴールデン・カップスはソウル・ナンバーを基調とした本格派グループとして根強い人気を持っていた。柳ジョージ&レイニーウッドの4枚のアルバムの中にもアメリカン・ミュージックに対する彼らの熱い思いが、ソウルフルに力強く謳われている。
WHITE & BLUEWHITE & BLUE
演技も歌も、まったく同一線上の破天荒さでやれちゃう、日本じゃ珍しいタイプのパフォーマーのライヴ含むベスト盤。だからフォロワーも多かったのかな。同メンバーを使った沢田研二の同時期作が、でも成就できなかった、これはこれで不良中年の鑑なのかも。
MARIKO BRANDMARIKO BRAND
刀根麻里子のベスト・アルバムです。TVアニメ『キャッツ・アイ』のエンディング曲だった「HOT STUFF」を収録。元気なサウンドになっているのに彼女は、しっとりしたうたい方をしています。このバランスが不思議で魅力。
安田成美安田成美
うひゃー、たよりないフラットヴォイスも懐しい安田成美のデビューアルバムがCDで再発だ。プロデュースを手がけた高橋幸宏の曲や松本隆、売野雅勇らの歌詞が空虚さと紙一重の「少女の危うい存在感」を醸し出している。鈴木慶一作曲の(3)がカワイイ|9656|