ワッツ(1948〜)のEMIデビュー録音。15年前の聴いたCBSのレコードの鮮烈さはいまだに記憶に新しいところだが、テクニックの冴えや切れは未だ衰えず、さらに音に奥行きとまろみが出てきたように思う。覇気が毛羽立つことなく円熟してきたという事か。