LAフュージョン・シーンというよりも、もうアメリカを代表するサックス奏者となったトム・スコットの最新作。自身のプロデュースのわりに極端な偏重傾向もなく、厚くタイトなサウンドを作り上げている点が見事。“市場対策”も完璧と言っていい。