1992年8月発売
イングリッシュ・ボーイズ・オン・ザ・ラヴイングリッシュ・ボーイズ・オン・ザ・ラヴ
ジャンル
70年代パンクにエッセンスをルーツに持ちながら独自のエレクトロニック・ダンス・ビートをクリエイトする彼らのデビュー盤。が、ダンス・ミュージックとはいえ、その辺のヤワなものではなく、詞に託された暴動などに対するメッセージは力強い。
ペインキラーペインキラー
ジャンル
2ndから約4年ぶりの新作。Pファンク、ホーン・セクションなどの多彩なゲスト・ミュージシャンが参加し、LA風のドライなダンス・アルバムに仕上げている。(3)はブラスがベースのファンキーなサウンドで彼女の新しいスタイルを確立している。
デイヴ・メイソン&キャス・エリオットデイヴ・メイソン&キャス・エリオット
ジャンル
71年発表の異色のデュエットアルバム。全体にデイヴ色が強く、元ママス&パパスの故キャス・エリオットの個性は浮き気味。そのためアルバムとしてのイメージは散漫だが、一曲一曲の出来は上々だ。全編デイヴのリラックスしたギターが気持ちいい。
ヴァイオレッツ・フォー・ユア・ファーズヴァイオレッツ・フォー・ユア・ファーズ
マイルスを迎えたりと大作主義の近作で最近人気が再燃するホーンの、約10年前の傑作。弾き語りの女性歌手中、ピアノの技巧は類例なし。歌のソフトさ繊細さも、ワン&オンリー。LP発表時未収録の2曲を補完し、ソフト&メロウ&ダークの至芸が躍動する。