1994年11月2日発売
ジャンル
いかにも歌っていると実感させるフンパーディンクのヴォーカル。(1)(14)といったヒット曲だけではなく、どれもがソフトでありながら堂々としている。かすかにポップ・カントリーの匂いもあって、オーケストラ・サウンドが似合うヴォーカルですな〜。
ジャンル
尾崎紀世彦に多大な影響を与えただけではなく、日本の歌謡人にとってはディナー・ショーのお手本こそこの人である。ダイナミックな唱法は伸びやかで、洗濯物の乾きをよくする。60年代後半から70年代初頭のヒット曲と有名曲を収録のお買い得盤。
1975年夏のコンサートの模様を収録したライヴ盤で、前半がエレクトリック・トラックス、後半がアコースティック・トラックスの構成。もっとも、両者に極端な差別化はされておらず、いずれも、ディランの作品を軸に、澄みきった歌声を力強く響かせる。
モータウン・サウンドの60年代を代表する2大グループの競演盤は『ジョイン・ザ・テンプス』など68年から69年にかけてヒットを多発したがこれはそのコンピ盤。(1)など当時の勢いまっ盛りの彼らならではだった。懐かしくも良かった60年代の記憶が蘇る。
ロンドン原盤の『ライヴ・イン・ストックホルム1970』『オン・ステージ・ウィズ・B.G.〜』『ライヴ・アッチ・カーネギー・ホール』『B.G.&フレンズ』、以上4作からの編集盤。すべて70年代の演奏で、16曲中12曲がライヴ・ヴァージョンという点が特徴。
エリントン・オーケストラの顔ともいうげきホッジスの、コンピレーションCD。彼のスウィートでスウィンギーなアルト・ソロの魅力が余すところなく収録されている。ほんとうにヴォーカル以上に歌うアルト・プレイヤーであると、あらためて実感した。
ハンガリーのジプシー一家に生まれたギター・レジェンド(1910〜53)の、ステファン・グラッペリとの38〜39年の共演を中心としたコンピ盤。ジャズの中でのギターの位置を変えさせた、テクニカルにして軽妙な演奏/即興ーこれを入門編としてとくと知るべし。
このところ“ファンキー・ラテン・ジャズ”の元祖として、クラブ・シーンなどでミョーな受け方をしているカル・ジェイダーのベスト。この古くささといなたさが、かえって若者たちに支持されるのだろうか。ラテン気分満載のハッピー・ジャズだ。