1995年4月5日発売
ライヴ・はっぴいえんどライヴ・はっぴいえんど
73年9月の解散コンサートで収録されたライヴ盤。11曲中7曲がはっぴいえんどの演奏で、(5)(6)は大瀧詠一とココナツ・バンク(伊藤銀次らのバンド)、(7)(8)は西岡恭蔵。鈴木慶一のピアノやシュガー・ベイブのコーラスも聴ける。未来の種子がここにあった。
武蔵野タンポポ団の伝説武蔵野タンポポ団の伝説
72年発表当時すでに、“伝説”だった、高田渡、若林純夫、中川イサトら中央線吉祥寺界隈のフォーク人たちを中心とした流動的グループの色々な所での音源を集めてなんとかまとめた珠玉の一枚。ビンボーくささがほのぼのとした丸いノリをじわりと伝える。
犬/友川かずき秋田コンサートライヴ犬/友川かずき秋田コンサートライヴ
異色のフォーク・シンガーの本領を発揮した、地元でのコンサートを収録したアルバムのCD化。詩人らしい感性が全編に緊張感としてあふれている。情念のほとばしりのようなことばの叫びと哀しいメロディが、激しい演奏と共に塊となって押し寄せてくる。
海静か魂は病み海静か魂は病み
81年に発表された、通算7作目。噴出する言葉の乱撃にはいつも圧倒される。荒っぽいと言えばそれまでだが、そんな生やさしい世界でないことは先刻ご承知の向きも少なくないだろう。彼の音楽は正に友川以外の何ものでもない、ワン&オンリーの世界だ。
ベスト・オブ・ベルウッドベスト・オブ・ベルウッド
日本で最初のフォーク/ロック・レーベル、ベルウッドの復刻シリーズで71年から75年に発売されたシングルを中心に編集した2枚組。すべてのシングル・ヴァージョンを網羅したわけではないのが残念だが、ベルウッドの全体像を掴むのには絶好のアイテム。