1996年9月21日発売
白鳥英美子 BEST SELECTION白鳥英美子 BEST SELECTION
いつ聴いても、いい声だ。心が洗われるというと陳腐な表現と言われるだろうが、実際そうなのだからしょうがない。(1)のア・カペラの澄んだ声と音程の確かさだけで、この人の存在の大切さを感じる。ジョニ・ミッチェルの作品(4)が特に心にしみて、耳に残る。
HOTEL Selection 4 FRHOTEL Selection 4 FR
オーソドックスに歌い上げるミュージカルなどのステージ向きの歌唱スタイルで、歌のスケール感を出していく島田歌穂のベスト・アルバム。カーリー・サイモンの(1)、クリス・デ・バーの(2)、エルトン・ジョンの(7)、ジャニス・イアンの(10)などをカヴァーしている。
エレキで綴る昭和歌謡史 Vol.4エレキで綴る昭和歌謡史 Vol.4
エレキの神様が熱いプレイで綴る、昭和歌謡のインスト集4巻目。でもねー、神様のエレキがホットにうなるのと比べると、バックの演奏がクールすぎるんですよね。しかも帯には「カラオケの唄い方、エレキギターで教えます」なんて書いてあるし。神様なのに。
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れのエレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れの
50年を超えるプロ・ギタリスト生活という。曲ごとにギターを持ち変え、音色とヴィブラートを調整し、要所々でころころまわる“こぶし”を絶妙に表現するなど、歌謡曲をエレキでというこの企画、見事にツボにドンピシャリ。全曲歌詞つき。
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列
ギターの神様、寺内タケシが展開する「昭和歌謡史」シリーズの6作目。本作とVol.5は昭和初期の歌謡曲がメインとなっており、総体的にもの悲しい感覚が漂っている。ギターが歌以上に雄弁に語るという、独特な雰囲気に満ちている。日本酒の似合う世界。
夢の旅人夢の旅人
さとう宗幸の歌からは、友愛や情愛といった言葉が浮かび上がってくる。実は根無し草の都会の人が、首まで土に埋もれながら暮らしている農家の人々をうらやんでいる、という構造が背後にある。民主党のスローガンのようだが、彼が歌うからサマになる。