1996年9月21日発売
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れのエレキで綴る昭和歌謡史Vol.5 憧れの
50年を超えるプロ・ギタリスト生活という。曲ごとにギターを持ち変え、音色とヴィブラートを調整し、要所々でころころまわる“こぶし”を絶妙に表現するなど、歌謡曲をエレキでというこの企画、見事にツボにドンピシャリ。全曲歌詞つき。
エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列エレキで綴る昭和歌謡史Vol.6 哀愁列
ギターの神様、寺内タケシが展開する「昭和歌謡史」シリーズの6作目。本作とVol.5は昭和初期の歌謡曲がメインとなっており、総体的にもの悲しい感覚が漂っている。ギターが歌以上に雄弁に語るという、独特な雰囲気に満ちている。日本酒の似合う世界。
夢の旅人夢の旅人
さとう宗幸の歌からは、友愛や情愛といった言葉が浮かび上がってくる。実は根無し草の都会の人が、首まで土に埋もれながら暮らしている農家の人々をうらやんでいる、という構造が背後にある。民主党のスローガンのようだが、彼が歌うからサマになる。
ウエスト・サイド物語ウエスト・サイド物語
前年に『チュニジアの夜』で久しぶりに注目を集めたコールの96年の作品。大ヒットした同名のミュージカルから代表的な曲と自ら書き下ろしたブルースで構成。原曲のメロディを大事にした、さわやかな演奏を展開している。ギターとパーカッションの使用も効果的だ。