1997年11月22日発売
スウィート・ベイビー・ジェイムススウィート・ベイビー・ジェイムス
いまさら何もいうことのない人の、何もいうことのない傑作。シンガー・ソングライターという呼称も、この人のこのアルバムをきっかけに一般的になった。1970年発表。最も早い時期につくられた70年代を代表する作品のひとつだろう。マスト・アイテム。
マッド・スライド・スリムマッド・スライド・スリム
71年春のヒット作品で、キャロル・キングの『タペストリー』と並んで、シンガー・ソングライター・ブームを決定付けた。フォークやカントリーだけでなく、ソウルのリズムやジャズのフレーズなども、巧みに吸収しながら、抑制のとれた演奏もききどころ。
浪漫浪漫
カリフォルニアのサンタ・モニカ出身のシンガー・ソングライター。古き良きアメリカの香りの残る自作曲を現代のフィーリングでゴキゲンに歌い上げる“いかすギャル”。ある時はしっとりと、ある時は軽くさりげなく。
愛と自由を求めて愛と自由を求めて
まさに邦題のような意志をもって70年代ニュー・ソウル・ムーヴメントをひっぱった氏(故人)の73年発表第3作。アフロ・アメリカンの讃歌といえる(2)他、ゴスペルが、ブルースが、高い音楽性の中に深々と響く曲ばかり。(11)はボーナス、(5)のB面だった曲だ。
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