1997年5月21日発売
幼児のための歌遊び用の歌だ。低年齢の幼児が母親と一緒に歌に合わせて遊べそうな(1)から、幼稚園児向きの(4)以降などを収録。軽快なビートにのっての子供の自由な表現を誘う食べ物の名前が出てくる(7)や、しんみりとした子守歌の(8)などはお薦めです。
人気番組「夜もヒッパレ!!」で人気再燃という感じの彼女の、コロムビア時代のベスト・アルバムが再発された。その声質と歌い込まない唱法からあまり気づかれることもないが、シンガーとしてかなりの実力がある人ということがよく分かる。
モッズと並び博多を代表するバンド、ルースターズのベスト盤は前半が孤高のカリスマこと大江慎也が、後半は今もソロで活躍する花田裕之がヴォーカルをとっており、サウンドも含めて変遷を辿ることができる。これを聴かずして日本のロックは語れない。
“イカ天”に端を発したバンド・ブームの象徴ともいえるジッタリン・ジンのベストは、デビュー曲(1)をはじめ、今聴くと懐かしい曲ばかり。ただ、彼らが人気を博したのはギタリスト&コンポーザーの破矢ジンタの類まれなセンスがあればこそである。
龍雲と同世代の中年にさしかかった夫婦の情感が静かに歌われていく(3)。青春の想い出と過ぎ去った歳月への戸惑いを何気ない情景に託して歌っているいくつもの歌。青春時代には想像さえできなかった中年になった自分の想いがさり気なく歌われる大人の歌。
子どもの頃、TVで観た桂三枝の創作落語には相当笑った記憶がある。このCDで当時の彼の創作落語を改めて聴くと……やっぱ面白いなあ。頭で考えて笑うんじゃなくて凄く自然に笑える。リアルだ。今回は『花王名人劇場』で放送されたものを収録。
全5巻におよぶ桂三枝の創作落語全集の第4巻。音源は83年〜84年の『花王名人劇場』なので、派手なSEが入ったりして、多分にTV的な現代落語だ。音質は今ひとつだがスンナリ聴かせて笑わせる名人芸を楽しめる。落語家、桂三枝を再確認できる貴重な作品。