音楽むすび | 2000年6月21日発売

本多が78年から80年にかけキングに残した3作は、デビュー当時の溌剌とした彼の姿を記録している点で興味深い。いずれも来日中の一流ミュージシャンを迎えてのレコーディングは、彼に大きな自信とやる気を起こさせたに違いない。そのことがこれらのCDからはビビッドな形で伝えられている。上田力の好アレンジに助けられ、新人本多が並みの新人でないことを示した見事な初期作品。

フロア・シーンからの再評価が著しい70年代フュージョン・ミュージック。日本のフュージョン・シーンを代表するレーベル「エレクトリック・バード」の中から選りすぐりの10枚を厳選。

前作『attraction』に引き続き、ヨーロッパ色の濃い、大貫ワールドを展開。今回のテーマはポップ&フェミニン。タイトルの通り調和のとれた美しさを表現したニュー・アルバム。

昨年、デビュー10周年を記念して、2度目のベスト・アルバム『変身』を発売。今回はミレニアムを記念してのベスト・アルバムがリリースされる。彼らの全貌がこの1枚で知ることができる。

1960年に「或る日突然」でデビューしたトワ・エ・モワは芥川澄夫と白鳥英美子によるデュオ。清潔感のあるさわやかな歌声で、「空よ」「誰もいない海」など数々のヒット曲を出した。

俳優として活躍する一方、「ルビーの指輪」など20世紀を代表する旋律で一世を風靡した歌手、寺尾聰。「SHADOW CITY」「出航 SASURAI」などヒット曲が満載されている。