2004年6月30日発売
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574 幻想曲 D.934/《しぼめる花》の主題による変奏曲シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ イ長調 D.574 幻想曲 D.934/《しぼめる花》の主題による変奏曲
普通の演奏家なら、ヴァイオリン的美感とやらで艶やかかつ甘美に歌って終わりそうな曲である。しかしそこはクレーメル。響きの質感や色を頻繁に変化させ、作品のイメージを覆すほどの技アリ的演奏を聴かせる。アファナシエフもクセ者。
シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ 変ロ長調D.580 ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンド イ長調D.438シューベルト:ヴァイオリンと管弦楽のためのポロネーズ 変ロ長調D.580 ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロンド イ長調D.438
しかしテンション高いなと思わされるが名演奏なのだ。聴きはじめたとたんに思わず引き込まれるわけだが、「現代におけるクラシック」という業を背負っているようにも聴こえたりして。もともとデジタル録音なので、リマスタリングの効果は、遠景の解像度向上という感じ。
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
制作・出演
アロイス・ポッシュ / イザベル・ファン・クーレン / エドゥアルト・ブルンナー / ギドン・クレーメル / クラウス・トゥーネマン / シューベルト / タベア・ツィンマーマン / ダーヴィド・ゲリンガス / ラドヴァン・ヴラトコヴィチブラームス:弦楽五重奏曲第1番・第2番ブラームス:弦楽五重奏曲第1番・第2番
ブラームスの本領が発揮されている五重奏曲。名手アロノヴィッツとの演奏は、今なおこの曲のベスト録音のひとつとして語られるもの。確固とした造型美と豊かなロマンの香りのバランスが見事。
ブラームス:クラリネット三重奏曲作品114・クラリネット五重奏曲作品115ブラームス:クラリネット三重奏曲作品114・クラリネット五重奏曲作品115