2006年4月12日発売
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番/ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番/ハイドン:ピアノ協奏曲ニ長調
ショスタコーヴィチは、アルゲリッチの新しいレパートリーとして話題となったが、それ以上にその演奏のすごさに、改めてアルゲリッチの実力を見せ付けられた録音となった。一聴の価値ある名演。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番≪クロイツェル≫・第10番ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番≪クロイツェル≫・第10番
クレーメル、アルゲリッチのベートーヴェン、ソナタ全集の中でも、最も個性的な1枚。2人の個性がぶつかり昇華する「クロイツェル」と、一転、中期に書かれた10番での、寄り添うような演奏が印象的。
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番・第2番 ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディプロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番・第2番 ヴァイオリンとピアノのための5つのメロディ
第1番は、2度目の録音。第2番はフルート・ソナタの編曲で、第1番のほうが、音楽的深さも、技術的高さも上だ。その、第1番で、2人は驚異的な名演を聴かせている。捕らえて離さない強烈な魅力がある。
≪メトロポリタン・オペラ・ガラ1996≫≪メトロポリタン・オペラ・ガラ1996≫
制作・出演
サミュエル・レイミー / ジェイムズ・レヴァイン / ビゼー / ブリン・ターフェル / プラシド・ドミンゴ / メトロポリタン歌劇場管弦楽団 / ルネ・フレミング / ルース・アン・スウェンソン / ロベルト・アラーニャ≪ロッシーニ:序曲集≫≪ロッシーニ:序曲集≫
洗練された音色と精緻なアンサンブルで一世を風靡したシャルル・デュトワ&モントリオール交響楽団は、ロッシーニのような軽快な音楽も得意としていた。1990年10月、モントリオールでの録音。
≪ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集≫≪ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集≫
ショスタコーヴィチの、ジャズのイディオムを取り入れた作品集という、珍しいアルバム。30年代の作品(「タヒチ・トロット」が28年)で、諧謔精神にあふれた面白い作品だ。シャイーの快演も聴きもの。
ラヴェル:ピアノ協奏曲/古風なメヌエット/左手のためのピアノ協奏曲/海原の小舟 他ラヴェル:ピアノ協奏曲/古風なメヌエット/左手のためのピアノ協奏曲/海原の小舟 他
協奏曲ではロジェらしい明快なタッチによる、透明度の高いクリスタルな音色が聴きもの。特に両手の協奏曲の第2楽章では節度ある歌い口と相まって絶妙な味わいが立ち昇る。デュトワ/モントリオールもラヴェルと相性がよく、きらびやかな音色の世界をたっぷりと聴かせる。
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲作品81 弦楽四重奏曲第10番ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲作品81 弦楽四重奏曲第10番
1995年より現在のメンバーで活動している新生タカーチによるドヴォルザーク。室内楽に、リート伴奏に活躍しているアンドレアス・ヘフリガーのピアノも聴きものだ。