音楽むすび | 2006年7月19日発売

1年ぶりのセカンド・アルバム。話題の映画『私の頭の中の消しゴム』のイメージ・ソング「遠い日」、同じく話題の映画『ユビサキから世界を』の同名の主題歌を収録。全体的に華やかな派手さがあるわけではないが、底辺には熱いものが感じられる。

仙台貨物のマキシ・シングル。ポップでキャッチーなタイトル曲は、くすりと笑える印象的なナンバーだ。ビジュアル系からお笑い、J-POP好きまで幅広く受け入れられそう。

ダンス・ロック・シーンの中核を担うBACK DROP BOMBの、約3年ぶりとなるサード・アルバム。ジャンル分け御法度のハイパーソニック・ロック・チューンが満載だ。唯一無二で革命的なそのサウンドが、秒速で身体中に浸透したら準備OK。あとは踊り狂うだけ。

櫻井和寿と小林武史が中心となって設立したap bankの可能性を広げるために結集したバンド、Bank Bandの初のオリジナル楽曲。「YOU」と「Universe」をかけたタイトル曲は、メッセージ性の高い歌詞とスケールの大きなサウンドが聴ける。

5年ぶりとなるフル・アルバム。長渕「とんぼ」調の(3)、「大きな古時計」風の(4)、喜納昌吉「花」からインスパイアされた(19)から、シリアスなタッチの畳み掛けフォーク(8)(11)(17)、さらには(10)(13)のようにアゲアゲ・チューンまで実に幅広い。真剣に不真面目を演じる姿が見事。