2007年4月25日発売
「船徳」は徳三郎をはじめ登場人物のキャラクターの際立たせ方がやや甘く、全員が、たい平キャラになってしまった感があり惜しい。ただ、成長過程をこうして記録しておくことの意義は大きく、その勇気と決断が将来を大いに期待させる要因の一つでもある。
女性にとって、結婚というのは特別なもの。そんな結婚式を目前にした女性の期待と不安をアコースティックなサウンドにのせ、美しくメロウなメロディで初々しく描いている。ジューン・ブライドを前に、友人として結婚式の祝福ソングとしてもお薦めできる秀作。★
初めての“男唄”に挑戦。持ち味である柔らかい声で小気味よくコブシを回し、カラオケ好きな女房への愛情を歌う。囃子の音も軽快に、Bメロから倍テンになる構成も面白い。「四国の人よさようなら」は四国で人気の松山恵子のカヴァー曲。日下優との息もぴったり合った哀愁演歌。
『N'Sあおい』の「Destination」や『富豪刑事デラックス』の「トライアングルライフ」など人気ドラマの主題歌で知られるオオゼキタクのシングルは、母に捧げたバラード。しっとりと母親への感謝の気持ちが歌われている。気持ちをうまく伝えられない人はこの歌を聴かせよう!?
SUNSET THE PLATINUM SOUNDが制作したレゲエのコンピレーション・アルバム。ジャパニーズ・レゲエの最先端をいくアーティストたちによる楽曲は、本家ジャマイカのそれを日本流に進化させたものばかりで、どの曲も完成度が高く、個性的だ。
多彩な活動で知られるサックス奏者、清水靖晃のプロジェクトの2007年4月発表のアルバム。NHK教育テレビ『マテマティカ2』のテーマ曲などを収録。エキゾティックなサウンドが満載だ。
サックス奏者、清水靖晃のプロジェクトのアルバム『CELLO SUITES 1,2,3』と『CELLO SUITES 4,5,6』がセットになった嬉しい豪華版。エキゾティックかつスリリングな演奏が楽しめる。
トリオ編成のロック・バンド、サクラメリーメンの初のメッセージ・ソングになる4枚目のシングル。アコースティックな雰囲気がただよいながらもロックの暖かさもある、悩める若者たちに向けて歌う熱く切ないナンバー。GREAT3の片寄明人プロデュース作にハズレなし!
制作・出演
アンナ・トモワ=シントウ / アンネリース・ブルマイスター / クルト・マズア / ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団 / ベルリン放送合唱団 / ベートーヴェン / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ライプツィヒ放送合唱団交響曲全部と主要な序曲が、CD6枚に収録されて3,000円! それはともかく、これは70年代初頭の最大公約数的なベートーヴェンの演奏。超老舗オケを相手に若き日のマズアは、過度に機能的でも古臭くもなく、適度な清新さと伝統を共存させることに成功。
制作・出演
KangSoo-Ho / LeeGeun-Hyung / ShinHyun-Kweon / イ・ジス / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / フランティシェク・ホスト / ミロスラフ・ヴィリーメッツ / レオシュ・スヴェロフスキー『冬のソナタ』を代表とした韓国ドラマや映画作品への楽曲提供で知られるイ・ジスのもうひとつの横顔=ピアニストとしての作品集。全作書き下ろしのオリジナル・アルバムには、韓流サウンドの原点ともいうべき、優しさとアンサンブルの妙とがあふれている。
トランス系のダンス・ミュージック“サイケデリック・トランス”を集めたアルバム。東京で毎月開催されているサイケデリック・トランス・イベント“サイケデリック・レイヴ”との連動企画作品だ。
R&B、ロック、ポップスなどさまざまなジャンルを飲み込みつつ、散漫になることなく全体がとてもナチュラルなロウマ色に彩られたファースト・アルバム。楽曲の魅力を最大限に引き出すテクニックを持った彼の美しく躍動するヴォーカルは、最高のエンタテインメント。
素直なキャラクターと音楽性がまぶしい女性シンガー・ソングライターのフル・アルバム。タイトルどおり、多彩な楽曲にカラフルな音作りが施されているが、それがかえって歌い手のキャラクターを強調している気がする。もう少し色気がにじめば、さらに良かった。