2008年10月8日発売
FANTASTIC WORLDFANTASTIC WORLD
ヒップホップでありながらバラエティ豊かというか、フリー・スタイルを標榜した楽曲は、いい意味で捉えどころがなく楽しい。男性MCによるメジャー・デビュー・ミニはまさに新時代のヒップホップといえ、聴いていてワクワクする。閃きとセンスが炸裂するニュー・ワールドがここに。
PoPo LoouisePoPo Loouise
UAをゲストに迎えた「PoPo Loouise」は、『NHKみんなのうた』で2008年10?11月にオンエア。ファンタジックなアニメ映像を観ると“PoPo Loouise”は少年の飼い犬のようだ。安らぎと哀愁に満ちた、魂を持っていかれる一曲。「純な賛美」は草間彌生のドキュメンタリー映画のエンディング・テーマ。
ミドル&メロウ・オブ・クレイジーケンバンドミドル&メロウ・オブ・クレイジーケンバンド
編集盤ながら、もともと“正・続編”的な趣があった2曲をミックスした「タオル×音楽力」など、遊び心いっぱい。70年代のユーミンや山下達郎にあったスウィート・ソウル的な隠し味、その継承者としてのケンさんの持ち味も伝わる。ライヴ・ヴァージョンの「ヨコスカン・ショック」ではえぐさも炸裂。⇒クレイジーケンバンドのディスコグラフィをチェック!