2008年7月9日発売
北インド音楽界きってのエリート家系に列なるアーシシュ・カーンが門外不出の秘曲を演奏、サロードの熱演集。
ペルシャのサントゥールと異なりダイナミックな奏法で人気のソポリがインド古典音楽に挑むインド・サントゥール名演集。
インディアン・フルートでも北のバーンスリーに対して繊細さが聴き所のクラル。南インドで神童とも言われたシャシャーンクの世界デビュー盤。
南北インドのパーカッショニスト達が共演。全インドきっての名手たちが音色や技を競い合うスリリングな超絶技巧。
ジプシー音楽のルーツとも言われるラージャスターンの放浪芸集団。タール砂漠に育まれた強靭な歌と器楽。
メコン川流域の東北タイは、語り物のモーラムやポーンラーンなどの独特の分かりやすい音楽を育んだ。東北タイ音楽決定盤。
世界のポピュラー・ミュージシャン達も注目したハノイのキム・シンの音楽。伝統音楽を基に歌われる世界はまさにベトナムのソウル・ミュージック。
度々の戦火をくぐって伝えられてきたベトナム・フエの宮廷音楽「ニャーニャック」。古典を中心に知られざるベトナムの伝統音楽を紹介。
西ジャワ・スンダ地方は東南アジアで最も典雅な音楽を開花させた宮廷文化。歌曲トゥンバンとガムラン・ドゥグンを収録したスンダ音楽決定盤。
ビノーとは違い、怪しく鋭い夜の空気のような響きに満ちた計り知れない生命力を持つスマル・プグリンガン。レゴン・クラトンが聴き所。
バリ芸能の源泉ガンブー!東ジャワ、モジョパヒト王朝から受け継ぐ英雄物語「パンジ」に題材をとった舞踊劇。
軽快なリズムの音楽にのって踊り子にひきだされて一緒に楽しく踊る人々。バリ庶民の娯楽の芸能。
葬礼の音楽として使用されている、バリ古楽の流れを汲むサロン。青銅の鍵盤打楽器サロンと木製鍵盤楽器チャルックの絶妙な演奏。
中国の55の少数民族の多くが生活する雲南の地。イ族をはじめナシ、バイ、ヂンボーなど諸族の多様な伝統音楽を紹介する決定盤。
正倉院に新羅琴として所蔵されているように韓国でも最も古い楽器の一つ伽倻琴。人間国宝であった故・キム・チュッパの杖鼓との渾身の演奏。
ペルシャのクルド居住地に位置しスーフィズムの拠点でもあるケルマンシャーの豊かな音楽文化。タンブールの超絶技巧と忘我の熱唱。
民族が様々に交差するイラン北東部ホラーサンと北西部アゼリー。二つの地域からペルシャ音楽とはかけはなれたドタールの名人芸とアンサンブルの妙を紹介。
インド音楽の源、基本が古典声楽。中でも隆盛なカヤールとはまた一味も違った古い様式を残した声楽。
これまで一切の記録が許されなかったティヤーガラージャ寺院に降臨したという5孔の壺太鼓、パンチャムカ・ヴァーディヤムと特殊なナーダスワラム(寺院専用のオーボエ)音楽、世界初。