2009年発売
音大出身者を含む7人組の3作目。ハスキーなヴォーカルやポップなメロディはとっつきやすく、ファンキーでグルーヴィなバンド・サウンドとシャープなブラス隊の相性もバッチリ。コーラスやパーカッションなど隅々まで気が利いている。カヴァーの「空と君のあいだに」「We Can Work It Out」も好印象だ。
98年4月のデビューからの10年間を締めくくる、通算10枚目となるオリジナル・フル・アルバム。歌詞や歌唱、アレンジなどに活動11年目に向けたさらなる“進化”を感じさせる一枚だ。 ⇒USBメモリー版はこちら ⇒初回限定2CD+DVD版はこちら ⇒初回限定CD+DVD版はこちら ⇒浜崎あゆみのディスコグラフィをチェック!
タイトル=コンセプトに沿って“静かでゆったりとした音楽”だけでまとめられた美しい一枚。本人によれば“非常にチャレンジング”なこの試みは、実は加古隆のスタイルにとても似つかわしい結果を生んだ。全12曲、印象派風のノーブルな響きにたっぷりと浸れる。
脳を活性化させることをテーマにした企画作。Disc1では右脳を刺激する楽曲を、Disc2では左脳を活性化させる楽曲を収めている。右脳・左脳の働きや最適なトレーニング方法とその実践を解説したブックレット付き。
バッハのコンピレーション。本作は器楽編として、「G線上のアリア」や「主よ、人の望みの喜びよ」などの有名曲が、さまざまな楽器で演奏されている。リラクゼーション・アルバムとしても楽しめる仕上がりだ。
バッハの声楽曲を集めたコンピレーション・アルバム。「マタイ受難曲」の切々とした心に訴える名アリア「憐れみたまえ」をはじめ、受難曲やカンタータなど宗教曲の名曲を集めている。心癒される一枚だ。
マリア讃歌「アヴェ・マリア」だけを集めたコンピレーション。これまでにも同種の企画はあったが、このタイトルの価値は断然、その選曲の希少性にある。合唱ファンなら見逃したくない曲目がずらり、特にディスク3。演奏も充実。好内容とマニアックさの両方を満たす3枚組。★
世界のメジャー・コンクールで上位入賞を果たした才色兼備の三人。“仲良し”トリオであることは、この演奏を聴けばすぐにわかる。色彩が変化していくラヴェルの世界をそれぞれのしなやかな感性が敏感に感じ取り、洗練された音楽を作り上げていく。今後の活躍を期待したい。
木村カエラとの共演曲「Hey!Hey!Alright」や東京メトロ副都心線CM曲「Good Old Future」を収録した11枚目となるアルバム。塚本功のレイジーなギターが気持ちいい「ライツカメラアクション」も絶品。アヴァンギャルドなトラック、矜持と遊び心あるリリックは唯一無二。ぶっとんだジャケは伊藤桂司。サイコー!★
平成仮面ライダー10周年記念番組『仮面ライダー ディケイド』の主題歌。旅をテーマにRyoがドラマティックで壮大なナンバーをコンポーズ。Gacktのヴォーカルが作品の世界観にぴったりと相まって、ライダー至上最強のコラボレート・ナンバーとなっている。
書籍形式の“ブックレット”が、山下洋輔ファンならずとも垂涎の出来。鼎談と楽曲解説を兼ねる一文「複数が共生するための音楽」も、曲目解説もすばらしく、文章を読めばCDを聴きこむ楽しみが倍加すること必定。特に、これからジャズ・リスナーの門を叩く人にとっての“入口”として比類なく、価格の障壁を乗り越えてでも、購入を検討する価値あり。★
ACOによるエレクトロ・ポップ「青い花」、古内東子の手によるラブ・バラード「月が見ている」など、実力派アーティストとのコラボレーションを軸にしたセカンド・アルバム。楽曲のタイプによって(まさにプリズムのように)表情を変化させていくヴォーカルが素晴らしい。
ヒップホップ・グループ、エイジア エンジニアの初となるベスト・アルバム。デビュー曲「スーパーヒーロー」や有線問い合わせチャートで1位を獲得した「純夏 〜Jun-natsu〜」などのヒット・シングル曲を収録している。
「呪文ーMIROTIC-」「どうして君を好きになってしまったんだろう?」といったヒット・シングルを含む、2009年3月発表のアルバム。ほかにもフジテレビ系アニメ『ワンピース』の主題歌など話題曲が満載だ。 ⇒東方神起 特集ページはこちら!
他アーティストとのコラボをまとめた企画盤。競演者を覆い尽くすのでは? と思うほど、佇まいを含め個性の強いヴォーカリストであるが、一枚通して聴くと、良い意味で中和されていることに気づく。声の質や相手の立て方など、魅力が違う角度から再認識できるのが面白い。⇒倖田來未のディスコグラフィをチェック!