2010年10月6日発売
コミケでのCD配布を起点にした同人サークル・バンドのメジャー・ファースト・シングル。コミケ、アニメなどの領域に精通したリスナーには惹かれるアイテムだが、サウンドは和製ハード・ロックといった印象。よくできているし演奏もうまいが、音楽的には発見は少ないかも。
ヴィヴァルディの出身地、ヴェネツィアで87年に創設された団体で、イ・ムジチと並び、イタリアを代表する室内合奏団として有名なヴェネツィア室内合奏団。ヴィヴァルディの超有名曲を現代的に溌剌と蘇らせた、新鮮な演奏が楽しめる。
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キングレコード株式会社レーグナーが90年に読売日響の名誉指揮者となって実現した、日本のオーケストラが外国の指揮者と録音した初めての「ベートーヴェン交響曲全集」からの一枚。熱気あふれる力演を存分に味わうことができる。
1960年、イエペスが初来日した際に録音された一枚。多くの人がそのギターの音色に魅せられることとなった、映画『禁じられた遊び』のメインテーマのほか、「メヌエット」(ラモー)、「スペイン組曲」(サンス)などを収録。
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キングレコード株式会社グラーフとしては2度目の録音(デジタル)。レコード・アカデミー賞を受賞した旧録音(アナログ)以上に、グラーフの太いフルートの響きと新摯な表現が大きな魅力をもって聴き手に迫ってくる名盤だ。
バッハ・コレギウム・ジャパンを率いて精力的に活躍を続ける鈴木雅明の、みごとなオルガンの演奏を収録。バッハへの深い敬愛に貫かれた演奏は、端正な表現のなかに強い意志の力と情熱を秘めている。
クラシックの枠を軽く飛び越えた、柴野さつきの自由なピアノ・プレイによる、サティの名曲集。パリの雰囲気を醸し出すサティの音楽は、じっくり聴き込むもよし、BGMとしてもぴったり。
純な美しさと慈愛に満ちた表現で絶賛されたプロティッチの本邦デビュー盤。全体に緩かなテンポで慈しむような演奏ぶりだが、とりわけ緩徐楽章での自由で含蓄のある表現に注目。ピアノ教習者にも必聴必携となるベスト選曲。