2010年10月6日発売
1960年、イエペスが初来日した際に録音された一枚。多くの人がそのギターの音色に魅せられることとなった、映画『禁じられた遊び』のメインテーマのほか、「メヌエット」(ラモー)、「スペイン組曲」(サンス)などを収録。
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キングレコード株式会社グラーフとしては2度目の録音(デジタル)。レコード・アカデミー賞を受賞した旧録音(アナログ)以上に、グラーフの太いフルートの響きと新摯な表現が大きな魅力をもって聴き手に迫ってくる名盤だ。
バッハ・コレギウム・ジャパンを率いて精力的に活躍を続ける鈴木雅明の、みごとなオルガンの演奏を収録。バッハへの深い敬愛に貫かれた演奏は、端正な表現のなかに強い意志の力と情熱を秘めている。
クラシックの枠を軽く飛び越えた、柴野さつきの自由なピアノ・プレイによる、サティの名曲集。パリの雰囲気を醸し出すサティの音楽は、じっくり聴き込むもよし、BGMとしてもぴったり。
純な美しさと慈愛に満ちた表現で絶賛されたプロティッチの本邦デビュー盤。全体に緩かなテンポで慈しむような演奏ぶりだが、とりわけ緩徐楽章での自由で含蓄のある表現に注目。ピアノ教習者にも必聴必携となるベスト選曲。
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キングレコード株式会社“ワルツ王”、ヨハン・シュトラウスが創設した伝統あるオーケストラと、正指揮者、エシュヴェのコンビによるウィンナ・ワルツのベスト盤。優雅で流麗なサウンドが満載だ。
フルートの美神と呼ばれるポーラ・ロビンソンによる、フルートの名曲を集めたアルバム。選曲も、青島広志の編曲も、すべてがフルートという楽器を存分に楽しむためにある。
フィギュアやバレエ、ダンスなどのBGMとして耳にすることの多い“舞踊音楽”の名曲を網羅。ケーゲル、レーガー、ノイマン、スウィトナーら、名指揮者の競演が楽しめる。
全集録音から「運命」と「田園」という定番曲をピックアップした初編集盤。東独の名匠、レーグナーのベートーヴェンは一見オーソドックスに思えるが、実に丁寧な演奏が楽しめる。
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キングレコード株式会社本作の主役はハープのウルスラ・ホリガーだが、両曲ともパートナーと共に完璧なアンサンブル、そして気品のある音楽を聴かせてくれる。1曲目は1972年のレコード・アカデミー賞に輝いた名演奏。
スウィトナーがブルックナー指揮者としての名声を確立したのはドイツ・シャルプラッテンに録音した5曲があったから。その1、4、5、7、8番の5曲を本シリーズで一挙にリリース。実に透明、かつ整然とした美演がここに。
スウィトナーによるブラックナー交響曲全曲録音は、86年の8番にはじまり、1年1曲のペースで1、4、7、5番まで進んだところで病気により中断。しかし、9番以外の名曲が録れたのは幸いだった。録音はベルリン・キリスト教会で、残響が美しいのが特徴。
ヴァントの峻厳な緻密さとは対極的なイメージの強いスウィトナーの演奏。素朴でのどかで微笑むようなブルックナーである。柔らかい響きで熱く盛り上がってくるところはまさに快感。
旋律は歌い、ドラマティックなところは最高に盛り上げる、肩肘張らずに聴いていて楽しいブルックナーを存分に堪能できる一枚。ブルックナー初心者の入門編としてもおすすめだ。
スウィトナーのブラームス全集を2タイトルに分けてリリース。演奏は、“ロマンティスト”スウィトナーの本領が発揮された、がっちりとした骨組みで、格調高く旋律を歌っている。
スウィトナーのブラームスは、曲の対位法的な特長をよくつかみ、入り組んだ旋律を、美しく、しっかりと聴かせている。実に自然体のブラームスで、曲の美しさに改めて気付かされる。
ライプツィヒで育てられた伝統的な解釈は聴く者に安らぎと幸福感を与えてくれる。落ち着いた温もりのある音色で聴かせる、バッハのブランデンブルグを語るときに忘れてはならない演奏。
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キングレコード株式会社ライプツィヒのコレギウム・ムジクム(器楽合奏団)指揮者をも務めたバッハ。伝統を引き継ぐポンマーがライプツィヒ・ケヴァントハウス菅の有志を集めてこの合奏団を結成・指揮し、その清新なバッハ解釈は国際的にも高く評価された。
レーグナー/読響のベートーヴェンのなかでもとりわけ評判の高い「英雄」を収録。壮大なサウンドを雄大なテンポで演奏し、大きなスケール感を打ち出すことに成功している。