2010年12月22日発売
フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫サンディ・デニーが、後に結婚するトレヴァー・ルーカスらと組んだフォーク・ロック・グループ唯一のアルバム(1970年発表)。ハート・ウォーミングな一枚だ。
名トラッド/フォーク・ロック・バンド、フェアポート・コンヴェンションを脱退した歌姫、サンディ・デニーが1971年に発表した1stソロ・アルバム。彼女の憂いのある美しい歌声が心地好い。リチャード・トンプソンがプロデュース。
1972年発表のソロ2作目。リチャード・トンプスンら常連の英国組に加えてスヌーキー・ピートやアラン・トゥーサンら米国勢も参加。メロディアスなアレンジが目立ち、アメリカ西海岸風の明るくポップな外向性に満ちている。
アメリカン・フォークに大胆に接近した1971年発表の5枚目。トラッド色濃い楽曲と、哀愁感あふれる名曲「ソー・クリア」などのシンガー・ソングライター風楽曲が見事に融合した一枚だ。
19671年、リプリーズに移籍して発表した6作目にして、オリジナルのペンタングルとしてのラスト・アルバム。バンドとしての活動の成果を集大成しつつ、よりフォーク・ロック的な陽性のサウンドを聴かせる一枚だ。
言い知れぬ孤独感を漂わせるメランコリーな楽曲を歌い上げた、ニック・ドレイクの3枚目にして最後のアルバム。自身の生ギター/ピアノのみをバックしたシンプルな構成ながら、その本質を見事に表現しきっている。
リンドン・グリーン、ジョン・スタナード、アニー・スチュアートの3人によって結成された幻のグループが1971年に発表した唯一のアルバム。英国の田園風景を思わせるサウンドが魅力。
グラム・パーソンズが脱退し、新たにリック・ロバーツを迎えて制作された1971年発表の3rdアルバム。ロバーツの持ち味であるポップで洗練されたサウンドが活きたアルバムに仕上がっている。
ロック史に大きな足跡を残したフライング・ブリトウ・ブラザーズの、1972年発表の最後のオリジナル作品となったライヴ盤。のちのカントリー・ガゼットのメンバーも参加した、1971年のツアーからの音源だ。
1971年5月、ニューヨークはカーネギー・ホールでのステージを収録した初のライヴ・アルバムにして、ジョー・ウォルシュ最後の参加作。“クリームへのアメリカからの返答”と形容された、ハード・ロック・トリオの見事なアンサンブルが堪能できる。
オリジナル・メンバーによる1971年のライヴ録音。デュアン・オールマンとディッキー・ベッツによるツイン・ギターをメインとしたエキサイティングなバンド・サウンドの迫力もそのままにパッケージング。
1972年発表の傑作アルバム。デュアン・オールマンの悲劇的な死をはさんで制作された作品で、「マウンテン・ジャム」をはじめ、歴史的なジャム・セッションが収録されている。
“ニュー・ソウルの歌姫”の異名を持つクリセット・ミシェルの3rdアルバム。メアリー・J.ブライジを手掛けるチャック・ハーモニーをプロデューサーに迎え、作詞はNe-Yoが担当。情熱的な歌声と、都会的なサウンドが心地よい。