音楽むすび | 2011年2月発売

2011年2月発売

MoonlightMoonlight

制作・出演

SteveCole

発売元

ArtistryMusic

発売日

2011年2月1日 発売

サックス奏者スティーヴ・コールの、リーダー作としては実に4年ぶりとなる作品。その間、ジェフ・カシワ、キム・ウォータースとのトリプル・サックス・ユニット「Sax Pack」を2枚出していますが、まさに久々のアルバムといえます。今回はオーケストラと共演した、温かみのあるじっくりと聴き込みたい大人のサウンドを展開。曲はジェイムス・テイラー、ジョン・レノン=ポール・マッカートニー、バート・バカラックなどで、アメリカの心を綴ったテーマを持たせています。オーケストラをバックにじっくりと、まるで歌うようなサックスは聴く者の心もリッチにさせてくれるでしょう。 メンバー:Mike Logan(p, programming-M4), Dale Prasco(g), Steve Rodby(b), David Hiltebrand(el-b M5), Tom Hipskind(ds), Dede Sampaio(perc), David Mann(ts, as, bs, fl), Russeell Ferrante'p-M5) Disc1 1 : MOONLIGHT(Williams) 6:58 2 : YOU CAN CLOSE YOUR EYES(Taylor) 3:03 3 : (I’M AFRAID)THE MASQUERADE IS OVER(Magidson, Wrubel) 4:06 4 : UNDUN(Bachman) 4:53 5 : ANGEL(McLachlan) 6:25 6 : YOU DON'T KNOW ME(Walker, Arnold) 3:58 7 : CRY ME A RIVER(Hamilton) 5:14 8 : THE LOOK OF LOVE(Bacharach, David) 5:04 9 : LONG AND WINDING ROAD(Lennon, McCartney) 5:22 Powered by HMV

Johannes Brahms:SonaJohannes Brahms:Sona

エームス・クラシックスのブラームス室内楽の名演が 2枚組のお買い得価格で登場! いわゆるオール・スター的アーティストによるレコーディングと一線を画する充実した気力あふれるアーティストによる名演として、初出時にはドイツの権威ある音楽評論家ヨアヒム・カイザーが南ドイツ新聞で年間ベスト・アルバムに取り上げた(クラリネット・ソナタ集)レコーディングを2枚にまとめ、お買い得価格でリリース。(ソニー) 【収録情報】 ブラームス: ・クラリネット・ソナタ第1番 ・クラリネット・ソナタ第2番  ラルフ・マンノ(クラリネット)  アルフレッド・パール(ピアノ)  録音時期:1992年8月24日、27日  録音場所:ブレーメン放送ホール  録音方式:デジタル(セッション) ・クラリネット五重奏曲 ・ピアノ五重奏曲  ラルフ・マンノ(クラリネット)  アルフレッド・パール(ピアノ)  ミカエラ・パエチュ・ネフテル(ヴァイオリン)  ラヘル・クンツ(ヴァイオリン)  ハルトムート・ローデ(ヴィオラ)  グィド・シーフェン(チェロ)  録音時期:1995年8月14日ー17日  録音場所:グラン・カナリア諸島、パルマ、イグレシア・サンフランシスコ・デ・テルデ  録音方式:デジタル(セッション) Powered by HMV

BEETHOVEN:PIANO SONABEETHOVEN:PIANO SONA

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集、ディアベリ変奏曲(10CD) アルフレード・パール(P) 録音:1993-96年 Disc1 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第1番ヘ短調op.2-1 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第2番イ長調op.2-2 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第3番ハ長調op.2-3 Disc2 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第4番変ホ長調op.7 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第13番変ホ長調op.27-1 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2『月光』 4 : ヒ゜アノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調op.78『テレーセ゛』 Disc3 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第5番ハ短調op.10-1 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第6番ヘ長調op.10-2 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第7番ニ長調op.10-3 4 : ヒ゜アノ・ソナタ第26番変ホ長調op.81a『告別』 Disc4 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第8番ハ短調op.13『悲愴』 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第12番変イ長調op.26『葬送』 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第27番ホ短調op.90 4 : ヒ゜アノ・ソナタ第28番イ長調op.101 Disc5 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第9番ホ長調op.14-1 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第10番ト長調op.14-2 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第29番変ロ長調op.106『ハンマークラウ゛ィーア』 Disc6 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第11番変ロ長調op.22 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第22番ヘ長調op.54 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第23番ヘ短調op.57『熱情』 4 : ヒ゜アノ・ソナタ第25番ト長調op.79 Disc7 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第15番ニ長調op.28『田園』 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第19番ト短調op.49-1 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第20番ト長調op.49-2 4 : ヒ゜アノ・ソナタ第21番ハ長調op.53『ウ゛ァルトシュタイン』 Disc8 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第16番ト長調op.31-1 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第17番ニ短調op.31-2『テンヘ゜スト』 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第18番変ホ長調op.31-3 Disc9 1 : ヒ゜アノ・ソナタ第30番ホ長調op.109 2 : ヒ゜アノ・ソナタ第31番変イ長調op.110 3 : ヒ゜アノ・ソナタ第32番ハ短調op.111 Disc10 1 : テ゛ィアヘ゛リの主題による33の変奏曲 Op.120 Powered by HMV

WALTZES FOR PIANOWALTZES FOR PIANO

ピアノのためのワルツ集 ・ショパン:華麗なる円舞曲 op.34-1 ・シューベルト:12のドイツ舞曲 D.790 ・チャイコフスキー:6つの小品 op.51 ・スクリャービン:ワルツ 変イ長調 op.38 ・ラヴェル:ラ・ヴァルス ・サティ:ジムノペディ第1番 ・J.シュトラウス / タウジヒ編曲:人生は一度きり リサ・スミルノワ(ピアノ) 録音:2002年 【リサ・スミルノワ】 1972年生まれ、ロシア出身のピアニスト。モスクワ、ザルツブルク、ロンドンで学び、在学中からイタリア、ドイツ、フランス、アメリカのコンクールで優勝。1992年、20歳でカーネギー・ホールにデビューし、同年、ロシア・ユース室内管弦楽団のソリストして来日、好評を博します。その後は、ヨーロッパ各地で盛んな演奏活動を繰り広げており(アムステルダム、ロンドン、ウィーンなど)、ザルツブルク音楽祭、ウィーン・モーツァルト週間、ギーナ・ピアノ・フェスティバル、ルツェルン国際音楽祭などに招待されています。1993年には、シュスレヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にてブラームス賞を受賞。数多くのオーケストラとの共演経験を持つほか、ベンヤミン・シュミット、トーマス・ツェートマイアー、クレメンス・ハーゲン、ベルカント弦楽トリオ等と精力的に室内楽にも取り組んでいます。 Powered by HMV

MUNCHEN LIVE BOXMUNCHEN LIVE BOX

レヴァイン&ミュンヘン・フィル・ライヴ 伝説の巨匠チェリビダッケの薫陶を受け、ドイツ第1級の実力と人気を誇るまでになったミュンヘン・フィルは、チェリビダッケ亡き後、1999年/2000年のシーズンからジェイムズ・レヴァインを首席指揮者にむかえ、注目すべき成果をあげることとなります。  しかし、残念ながらレヴァインは、メトロポリタン歌劇場での仕事の多忙さゆえに、2003年/2004年のシーズンをもって首席指揮者のポストを辞任することになったので、今回ご紹介する3アイテムは、4年という短期間ながら密接な共同作業をおこなった彼らの活動の証としても貴重な意味を持つものです。 Vol.1 ・シェーンベルク:『グレの歌』 [114:22] シェーンベルクの膨大なオーケストレーションを精緻に再現し、ロマンティシズムあふれる演奏を展開するレヴァインならではの「グレの歌」。ヘップナー、ヴォイト、マイヤーと、豪華歌手陣も魅力。レヴァインは、2001年のシェーンベルク没後50年の記念イヤーに、METオーケストラでこの作品を取り上げており、ニューヨークのカーネギー・ホールと東京文化会館での演奏は「作品の精緻な再現と熱い高揚感を両立させた」と絶賛を浴びています。このライヴでは、ベン・ヘップナー、デボラ・ヴォイト、ワルトラウト・マイヤーなどの強力な歌手を独唱陣に配するだけでなく、フィナーレを導く重要なパートである語り役には往年の名テノール、エルンスト・ヘフリガーを招くなど、万全の布陣で臨んでいます。 Vol.2 レヴァインの、現代音楽選集 ・ロジャー・セッションズ/ピアノ協奏曲 ・チャールズ・ウォーリネン/弦楽のためのグランド・バンブーラ ・エリオット・カーター/管弦楽のためのヴァリエーション ・ロベルト・ディ・ドメニカ/シンフォニー レヴァインは、ミュンヘン・フィルに行ってから積極的に現代音楽をプログラムを取り入れていました。このアルバムでは、彼と交友の深い現代音楽作曲家の作品を収録。どの曲もJazzの要素を大きく取り入れた作品であり、Jazzも演奏するレヴァインらしいプログラムでもあります。2002&2003年、ミュンヘン、ガスタイクにおけるデジタル録音。 Vol.3 ・マーラー:交響曲第9番 チェリビダッケ亡き後、1999/2000年のシーズンから首席指揮者に着任、2003/2004年のシーズンで退任するジェイムズ・レヴァイン。エームズ・クラシックスからの貴重なリリースで振り返る彼らの業績の中でも、このマーラーの第9は極めて注目すべき演奏といえるでしょう。 Vol.4 ・ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲 ・R.シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 ・モーツァルト:交響曲第39番 ・コープランド:クラリネット協奏曲 古典派から近代まで幅広い作曲家の作品を集めた多彩なアルバム。オペラティックな躍動感に溢れた『オベロン』序曲に始まり、ダイナミックで表情豊かな『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』、コープランドの名曲、そして交響曲全集やオペラの録音・上演でモーツァルト指揮者としての名声を得ているレヴァインならではの交響曲第39番を収録。 Vol.5 バルトーク:『青ひげ公の城』、ピアノ協奏曲第3番、『中国の不思議な役人』組曲 作風の異なる3つの作品の特徴を絶妙に描き分け、レヴァインらしい精緻な解釈で、バルトークの魅力を堪能させてくれます。 Vol.6 ブラームス:交響曲第1番、「運命の歌」 ここに収録された交響曲第1番は、レヴァイン&ミュンヘン・フィルの最終シーズン開幕を飾った雄大な名演。「運命の歌」は、レヴァインにとって初録音となり、ミュンヘン・フィルの併設合唱団がすばらしいハーモニーを聴かせてくれています。 Vol.7 アメリカ現代音楽集ー2 1.アイヴズ:交響曲第2番 2.ガーシュイン:キューバ序曲 3.ジョン・ハービソン:交響曲第3番 ジェームズ・レヴァイン(指揮)ミュンヘン・フィル ミュンヘン・フィルにおけるレヴァイン最大の功績の一つ、アメリカ音楽の精髄を満喫できる1枚。JAZZも演奏するレヴァインですから、アイヴズやガーシュインはお手の物。ハービソンとレヴァインの交友は深く、レヴァインは1990年代から彼の様々な作品の初演を行っています。 Vol.8 ・ベートーヴェン/交響曲第7番 ・ワーグナー/「ジークフリート」より第3幕(演奏会形式) レヴァイン初のベートーヴェン「第7」と、オペラ指揮者としての魅力を堪能できるジークフリート第3幕。現在最高のヘルデン・テノール、ベン・ヘプナーのジークフリートが聴けるのはこのCDだけ! Disc1 1 : Heppner, Ben - Gurre-lieder 2 : Applaus 3 : Orchestervorpiel 4 : Nun Daempft Die Daemm'rung Jeden Ton 5 : O, Wenn Des Mondes Strahlen 6 : Ross! Mein Ross! 7 : Sterne Jubeln 8 : So Tanzen Die Engel 9 : Nun Sag' Ich Dir Zum Ersten Mal 10 : Es Ist Mitternachtszeit 11 : Du Sendest Mir Einen Liebesblick 12 : Du Wunderliche Tove 13 : Orchesterzwischenspiel 14 : Tauben Von Gurre Disc2 1 : Herrgott, Weisst Du 2 : Erwacht 3 : Deckel Des Sarges 4 : Gegruesst, O Konig 5 : Mit Toves Stimme 6 : Eom Seltsamer Vodel 7 : Du Strenger Richter Droben 8 : Der Hahn Erhebt Den Kopf 9 : Des Sommerwindes Wilde Jagd 10 : Herr Gaensefuss, Frau Gaensekraut 11 : Seht Die Sonne Disc3 1 : Applaus 2 : Levine, James - Variationen Fuer Orchester: Introd 3 : Levine, James - Grand Bamboula Fuer Streicher 4 : Taub, Robert - Konzert Fuer Klavier Und Orchester: 5 : Levine, James - Sinfonie: Lento Serioso - Allegro Disc4 1 : Applaus 2 : Levine, James - Sinfonie Nr. 9 D-dur 3 : 1. Andante Comodo 4 : 2. Im Tempo Eines Gemaechlichen Laendlers: Etwas T Disc5 1 : 3. Rondo-burleske: Allegro Assai - Sehr Trotzig 2 : 4. Adagio: Sehr Langsam Disc6 1 : Applaus 2 : Levine, James - Oberon (oper In 3 Akten): Ouvertue 3 : Levine, James - Sinfonie Nr. 39 Es-dur Kv 543 4 : 1. Adagio - Allegro 5 : 2. Andante Con Moto 6 : 3. Menuetto: Allegretto 7 : 4. Finale: Allegro 8 : Spangenberg, Martin - Konzert Fuer Klarinette Und 9 : Levine, James - Till Eulenspiegels Lustige Streich Disc7 1 : Applaus 2 : Dilcheva, Kremena - Herzog Blaubarts Burg Op. 11 S 3 : Prolog 4 : Bluebeard's Castle 5 : Doors I See... 6 : First Door: Torture Chamber 7 : Second Door: Armoury 8 : Third Door: Treasuery 9 : Fourth Door: Garden 10 : Fifth Door: Bluebeard's Realm 11 : Sixth Door: Lake Of Tears 12 : The Last Door I Will Not Open 13 : Presentiment Seventh Door 14 : Seventh Door: Bluebeard's Former Wifes Disc8 1 : Biss, Jonathan - Konzert Fuer Klavier Und Orcheste 2 : 1. Allegretto 3 : 2. Adagio Religioso 4 : 3. Allegro Vivace 5 : Levine, James - Der Wunderbare Mandarin Op. 19 Sz Disc9 1 : Applaus 2 : Philharmonischer Chor Muenchen - Schicksalslied Op 3 : Levine, James - Sinfonie Nr. 1 C-moll Op. 68 4 : 1. Un Poco Sostenuto - Allegro 5 : 2. Andante Sostenuto 6 : 3. Un Poco Allegretto E Grazioso 7 : 4. Adagio - Piu Andante - Allegro Ma Non Troppo, M Disc10 1 : Applaus 2 : Levine, James - Cuban Overture (ouvertuere) 3 : Applaus 4 : Levine, James - Sinfonie Nr. 3 5 : 1. Sconsolato - Piu Mosso - 2. Nostalgico - 3. Mil 6 : Applaus 7 : Levine, James - Sinfonie Nr. 2 8 : 1. Andante Moderato 9 : 2. Allegro 10 : 3. Adagio Cantabile 11 : 4. Lento Maestoso 12 : 5. Allegro Molto Vivace 13 : Applaus Disc11 1 : Applaus 2 : Levine, James - Sinfonie Nr. 7 A-dur Op. 92 3 : 1. Poco Sostenuto - Vivace 4 : 2. Allegretto 5 : 3. Presto - Assai Meno Presto 6 : 4. Allegro Con Brio 7 : Applaus 8 : Heppner, Ben - Siegfried (oper In 3 Akten) (auszug 9 : Prelude (szene 1, Akt 3) 10 : Wache, Wala 11 : Stark Ruft Das Lied Disc12 1 : Dir Unweisen Ruf' Ich Ins Ohr 2 : Dort Seh' Ich Siegfried Nahn (szene 2) 3 : Mein Voglein Schwebte Mir Fort 4 : Kenntest Du Mich 5 : Orchesterzwischenspiel 6 : Prelude (szene 3) 7 : Selige Ode Auf Sonniger Hoh 8 : Das Ist Kein Mann 9 : Heil Dir, Sonne 10 : O Siegfried! Seliger Hand 11 : Dort Seh' Ich Grane 12 : Ewig War Ich, Ewig Bin Ich 13 : Applaus Powered by HMV

MOZART:SYM36&41.CLARMOZART:SYM36&41.CLAR

ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団と、音楽監督アイヴァー・ボルトンによるモーツァルト交響曲集の2作目。このCDは伝統を誇るザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団によるモーツァルトの交響曲のレコーディング・シリーズ「ザルツブルクからのモーツァルト」の一環となるもので、2004年秋のシーズンから音楽監督に就任したボルトンと、彼らが最も得意とする十八番中の十八番、モーツァルトを満を持して録音するものです。モーツァルトの後期交響曲集から第41番『ジュピター』と、第36番『リンツ』とをカップリング。ボルトンはバロック演奏の経験を生かしてピリオド楽器演奏の成果を採り入れつつ、非常に清澄明晰な演奏で現代の最先端を行くモーツァルト像を打ち立て、聴き手を魅了します。まさに、現代におけるモーツァルト交響曲演奏の新たなスタンダードといえるでしょう。  そして、今回はかのウィーン・フィルで主席クラリネット奏者を長年務め、現在は楽団長の地位にある名手シュミードルの参加が目玉。彼にとって、1990年のバーンスタイン&盤以来の再録音となる『クラリネット協奏曲』に、さすがの妙技を聴かせてくれます。また、伝統のウィーン奏法(通常の呼吸法とは異なる)と、ボルトン&MOSの新モーツァルト解釈とのコラボレーションも興味深いところです。  なお、このCDの収益金の一部は、旧ザルツブルク祝祭小劇場が、新たに2006年5月に「モーツァルト・ハウス」として改修される費用に当てられます。 モーツァルト: ・交響曲第36番『リンツ』 ・交響曲第41番『ジュピター』 ・クラリネット協奏曲 K.622  ペーター・シュミードル(cl)  ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団  アイヴァー・ボルトン(指揮) Disc1 1 : Bolton, Ivor - Sinfonie Nr. 41 C-dur Kv 551 Jupit 2 : 1. Allegro Vivace 3 : 2. Andante Cantabile 4 : 3. Menuetto: Allegretto 5 : 4. Molto Allegro 6 : Bolton, Ivor - Sinfonie Nr. 36 C-dur Kv 425 Linze 7 : 1. Adagio - Allegro Spirituoso 8 : 2. Andante 9 : 3. Menuetto - Trio 10 : 4. Presto Disc2 1 : Schmidl, Peter - Konzert Fuer Klarinette Und Orche 2 : 1. Allegro 3 : 2. Adagio 4 : 3. Rondo: Allegro Powered by HMV

ROMANTIC VIOLIN SONAROMANTIC VIOLIN SONA

ミリヤム・コンツェン/ロマンティック・ヴァイオリン・リサイタル このCDは、これまで3枚のアルバムを出したアルテ・ノヴァ・レーベルからエームズ・クラシックスへの移籍第1弾CDで、コンツェンにとって4作目のアルバムとなるもの。シェーンベルクら新ウィーン楽派の師で後期ロマン派の文脈で生まれた傑作『抒情交響曲』の作曲家ツェムリンスキーのセレナード、シューベルトのピアノ曲の傑作『さすらい人幻想曲』と同系列に属し、高度なヴィルトゥオージティが要求される名作『幻想曲』、そしてブラームスの晩年の重厚で内省的な情緒が色濃い傑作、ソナタ第3番といった、一晩のヴァイオリン・リサイタルと同じようにソリストとしての資質を問われる考え抜かれたプログラム。ミリヤムはこのディスクでも、前3作を上回る洗練された卓越の技術に裏付けられた類い稀な音楽性で真価を発揮し、聴くものを魅了します。  以前リリースされたコンツェンによる3枚の小品集アルバムも、なかなか意欲的な選曲でしたが、今回もそれに負けず劣らず魅惑的な曲が並んでいます。3曲ともウィーンをモティーフに選ばれたもので、ツェムリンスキーはブラームスの影響を受け、もちろんブラームスはシューベルトの曲を念頭においていたに違いありません。冒頭のツェムリンスキーの作品は、彼特有の噎せ返るような半音階的な響きはあまり感じられず、あくまでも典雅で愛らしいもの。まるで民謡を思わせるような心地良い軽快なメロディを持っています。シューベルトの大作での若々しく伸びやかな音も好ましく、ブラームスの第3番のソナタでの、思いのほか堂々とした演奏には驚くばかり。いつの間にか大人の雰囲気を身に着けたコンツェンの渾身の演奏、シュフの雄弁なピアノもききものです。 ・ヴァント、アバドに絶賛されたドイツの俊英コンツェン ミリヤム・コンツェンはドイツ人の父親と日本人の母親に1976年ドイツのミュンスターで生まれました。2歳でヴァイオリンを手にし、3歳よりレッスンを受け始め、5歳で人前で演奏、7歳よりヴァイオリンの名手、名教師として名高い、ティボール・ヴァルガ(1921-2003)に師事。数々の受賞を経て、16歳の時、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクール(1993年)で優勝。世界の桧舞台に登り、バービカン・センター、クィーン・エリザベス・ホール(ロンドン)、スメタナ・ホール(プラハ)、ムジークハレ(ハンブルク)、ベルリン・フィルハーモニー(室内楽ホール)など世界の一流のコンサート・ホールで、ハンブルク国立フィル(アルブレヒト)、ハンガリー国立フィル、フランクフルト放送響などの一流オーケストラと共演。  1995年クラウディオ・アバドの招きでベルリン芸術週間で『ベルリンの出会い』コンサートに出演、ゲルト・アルブレヒトからもハンブルクにたびたび客演を依頼されたほか、エリーザベト・シュヴァルツコップからは『卓越した芸術家としての個性』、ギュンター・ヴァントからは『たぐい稀な音楽性』と賞賛を贈られています。  日本では1999年にプラハ室内管弦楽団との共演を皮切りに、読売日本交響楽団、ヘルシンキ・フィル(2001年)、水戸室内管弦楽団(2000年&2002年)とオーケストラとの共演で来日を重ね、メンデルスゾーン、ブルッフやシベリウスのヴァイオリン協奏曲でその卓越した音楽性で高い評価を得ています。(BMGジャパン) ・ツェムリンスキー:ヴァイオリンとピアノのためのセレナード イ長調 ・シューベルト:幻想曲ハ長調 D.934, Op.159 ・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 Op.108  ミリヤム・コンツェン(ヴァイオリン)  ヘルベルト・シュフ(ピアノ)  録音:2006年11月26-29日 ミュンヘン、バイエルン放送第1スタジオ Disc1 1 : Suite for Violin and Piano in A major "Serenade" 2 : Suite for Violin and Piano in A major "Serenade" 3 : Suite for Violin and Piano in A major "Serenade" 4 : Suite for Violin and Piano in A major "Serenade" 5 : Suite for Violin and Piano in A major "Serenade" 6 : Fantasy for Violin and Piano in C major, D 934/Op. 159 7 : Sonata for Violin and Piano no 3 in D minor, Op. 108 8 : Sonata for Violin and Piano no 3 in D minor, Op. 108 9 : Sonata for Violin and Piano no 3 in D minor, Op. 108 10 : Sonata for Violin and Piano no 3 in D minor, Op. 108 11 : Try To Remember 12 : I (Who Have Nothing) 13 : I'll Build A Stairway To Paradise 14 : Looking At You 15 : Hello Dolly 16 : Chicago Medley Powered by HMV

BACH:GOLDBERGBACH:GOLDBERG

J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(SACD) ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編曲版 あの『オルガン版:ワーグナーの指輪(OC612)』から1年。今回は、バッハのゴルトベルク変奏曲に挑戦! 「私はバッハの研究中に、「ゴルトベルク変奏曲」が最高のバッハの鍵盤楽器のための作品であることを実感しました。この魅力的な作品は感情や色彩だけでなく、演奏者にとって最も技術を要求する作品でもあります。この曲は、バッハは2段式マニュアル・チェンバロで演奏するように指定しており、イタリア協奏曲やフランス風序曲もこの楽器を指定しています。現代においては伝説的なグールドの録音以来、グランド・ピアノでも演奏されています。チェンバロでもピアノでも演奏者の考えによって、色彩豊かな音を出せる楽器で演奏するべきであることを要求しているのです。  さて、もう一つ重要な鍵盤楽器としてオルガンの可能性があります。バッハ自身、ヴィヴァルディなどのイタリア風協奏曲をオルガン1台用協奏曲に編曲を多数試みています。もちろんゴルトベルク変奏曲は、2手のための作品なので、足鍵盤用の適した音を抜き出し(付けたし)、多彩な音の洪水にならないように置き換えることは大変困難な事でした。また、決してバロック時代の、バッハの作曲様式を崩してはなりません。よって、この編曲版を演奏するには、色彩豊かな音色を持つだけでなく、このような表現を完璧に演奏可能なオルガンと空間でないと演奏はうまくいきません。私が演奏旅行の中で見出した最適な楽器に出会ったとき、この編曲版の演奏をしようと決心しました。バート・ガンデルスハイムの参事会教会のオルガンは、中型の新しい楽器ではありますが、見事にバロック様式の流れを汲んだその当時の様々な音色を出すことができる楽器です。  ここに私の編曲とそのベストな楽器での演奏を、皆様にSACDのマルチ・チャンネルを使用して、教会の空間に広がる散りばめられた色彩豊かな音楽をお聴きいただくことが可能となりました。」(ハンスイェルク・アルブレヒト) ハンスイェルク・アルブレヒトは、フライブルク生まれザクソン育ち。ドレスデン聖十字架教会聖歌隊のメンバーとなり、カウンター・テナー歌手を務めました。その後ハンブルクとケルンにて、オルガンとチェンバロを学び、ハンブルク聖ミヒャエリス教会のアシスタント・オルガン奏者を務めました。ペーター・シュライヤーのアシスタントとして5年間、日本を含め世界中を廻ったこともあります。カメラータ・ザルツブルク、C.P.E.バッハ室内管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、北ドイツ放送交響楽団などのゲスト指揮者を務め、2005年よりミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団の音楽監督に就任。「マルチな鬼才オルガニスト」と呼ばれ、現在ドイツで人気のある演奏家の1人です。(BMG) ・J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 (ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編曲版)  ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)  録音時期:2007 年4月27〜30 日  録音場所:バート・ガンデルスハイム、参事会教会  使用楽器:ミューライゼン・オルガン、2000年製  SACD Hybrid  CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND Disc1 1 : J.S.Bach: Goldberg Variations (arr. Organ) Powered by HMV

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