著者 : あずーる
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。世界中をあてもなく彷徨う、気ままな旅を続けています。そんな彼女が今回の旅路で巡り会うのは…。怪しげなお金儲けに勤しむ自由奔放な美女、安楽死を望む青年とダンディズム溢れる謎の紳士さん、悩みを抱えた奴隷商人とその元カノ、そして潜入捜査官、ゆるふわな「破石の魔女」とコミュ症な「常夏の魔女」、移動宿屋の女店主、呪いの刀に囚われた魔法使いー。彼らとの一筋縄ではいかない厄介事に次々と巻き込まれます。「任せてください。私にいい考えがあります」
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。誰にも縛られず、何事にも囚われず、自由な一人旅の途中です。そんな彼女を待ち受ける個性あふれる人々とは…、エルフ狩りの一団と伴侶を求め彷徨うダークエルフたち。娘の笑顔を取り戻そうと奮闘している旅の富豪一行。潜入調査中の「炭の魔女」と妹。新たな故郷を探している姉妹。炎上商法を狙っている、ろくでなしな魔導士の女性。そして、とある村にやってきた若き退魔師の好青年ー。この出会いと事件はイレイナの日記になんと綴られるのでしょう?
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。勝手気ままな一人旅へと戻り、心から人生を満喫中です。そんな彼女が今回出会うのは…、パペットを操る謎の探偵、廃棄物処理場を守り続ける魔法人形。怪しげな館に暮らす「寵愛の魔女」と若き日の「夜闇の魔女」。不貞の噂で持ち切りの劇団長。菜食主義の国に暮らす兄弟。知能の高い魔獣と深い森の中に隠遁する流浪の民たち。そして美女の血を求めて国から国へと渡り歩く吸血鬼。今日もこの広い世界の片隅で、おかしな人たちとの邂逅を楽しんでいます。「ご存じですか?私にとってのあなたもそうなんですよ」旅の魔女イレイナが綴る「別れ」の物語。新たな章が幕開けます。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。師匠との旅は終わりの刻を迎えようとしています。そんな折に出会うのは、恋に悩める人魚と奥手な旅人。若き日の「星屑の魔女」と困った師匠、そして偏屈な小説家。新たな故郷を探す姉妹と天空の廃城に暮らす魔法使い。本に潜む悪魔、ほうきと「灰の魔女」をかたどった魔法人形。そして、大切な親友を亡くし傷心の「炭の魔女」…。旅の終わりを阻むように、様々な出来事が二人を引き止めますがー。「私はずっと、出会ったときから、ここにいるじゃないですか」夜空を舞う数多の光に導かれ、少女たちは一夜限りの奇跡を起こすのです。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。珍しく、師匠のフランとまったり旅を満喫しています。今回出会うのは、謎の食堂に住まう兵士長と記録係、歴史探訪に勤しむ女学生二人、炭の魔女と優秀な助手、王子に恋焦がれる少女と、困惑する彼女の家族、そして、魔法使い名家の少女と孤児のお友達。魔女との邂逅が、彼女たちにもたらす救済とは?「先生、この依頼、絶対に成し遂げましょう」それは“灰”と“星屑”の魔女、二人旅の軌跡、そして未来を創る「別れ」の物語ー。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。出会いと別れ、大切な人との再会を願い、気ままな一人旅の途中です。今回めぐりあうのは、不老不死の魔法使い、双子の姉妹、炭の魔女、裁縫が得意なニセ魔女、コーヒー嫌いの女スパイ、元・正統騎士団の姉妹。喫茶店で働くネコ族の少女たち。そして、運命で繋がった黒髪の少女との時を超えた邂逅も…。イレイナと少女の出会いがこの世界に何をもたらすのでしょうか?「きっとこれは、長い長い恩返しなのです」ほうき星が夜空を駆ける時、少女たちに少し悲しい奇跡が訪れます。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。目的もない、お気楽のんびりな旅を続けています。今回出会うのは、競箒の天才少女、盗賊とその母親、若き政治家とその妻、道具の気持ちが分かる女性、薬作りに没頭する魔法使い、怪しいマッチ売りの少女、呪われた奴隷と元傭兵、異性に全然モテない淫魔、とある学園の教師と女生徒、そしてパン屋の女店主…。そこかしこで新たな出会いと面倒事を楽しんでいます。イレイナが紡ぐ、おかしな旅物語。今回はどんな「別れ」が待っているのでしょうか。
あるところに一人の魔女がいました。名前はイレイナ。幼少の頃に読んだ「ある本」の影響で、長い旅を続けています。今回出会うのは、大きな鳥籠に住まう魔女、冷酷な王女と大怪盗、星屑の髪の少女と夜闇の髪の少女、「風車の都」の王女と女騎士、「信仰の都」から旅立った姉妹、未来を見通す謎の預言者、そして、敬愛する師匠と因縁浅からぬ黒髪の少女たち。新たな邂逅もあれば、懐かしい面々との再会も…。飽きもせずに、奇妙な事件に首を突っ込んで、厄介な人々との出会いと別れを楽しんでいるようです。「私も大好きですよ。-皆さんのこと」イレイナが綴る不思議な旅日記、まだまだ先は続きます。
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。まだ見ぬ景色、偶然のめぐり逢わせを求め、ひたすらに旅を続けます。今回出会うのは、ポンコツな女スパイ、懐かしい黒髪の少女、毒林檎を食べた女性、名探偵、美食家と読書家、自称・美少女歴史家、水没した街の魔法使い、飛竜、氷の街の怪物、「薔薇の魔女」。そして、眠るごとに全ての記憶を失う、謎の少女アムネシア。イレイナは、この少女が目指す「ある国」まで同行する事になります。
あるところに旅する魔女がいました。名前はイレイナ。彼女の一人旅は、まだまだ続きます。今回出会うのは、夢に現れる悪魔、ブドウ踏みの乙女、新米の旅人、妻の帰りを待ち続ける男、捨てられた道具たち、自称・狼男(?)、時を遡る「薫衣の魔女」、切り裂き魔を追う「夜闇の魔女」、そして懐かしい人との再会、未知なる灰色の魔女たちとの邂逅…。様々な国を訪れるたびに、ヘンテコな人と出会ったり、厄介なトラブルや悲しい事件に次々と巻き込まれるのです。「次はあの国ですねー」相も変わらず、イレイナの旅は淡々と紡がれてゆきます。新たな別れと出会うために。旅の魔女イレイナが紡ぐ、少し可笑しくてほんのり悲しい不思議な短編集。