著者 : うめー
「やられたら、やりかえします!」不遇皇子アーシャは、ユーラシオン公爵に隣国にある最高学府“王立学園”入学を妨害されていた。自分はいいけど将来弟達には快適に過ごしてほしいので、体験入学することに!早速力を示して国王に貸しまでつくり、立派な兄になるために全ての図書館の閲覧権を要求。さらには800年前に封印された“世界滅亡級の知識”が殘る図書館まで発見してしまう!だが、知ってしまった秘密のせいで、弟妹の学園生活が立ち消えになる可能性が!?それは困ると、王国にとある密約を結ばせるべく暗躍するー。偉大なるマイペース兄上が未来のために剛腕外交する、ほのぼのブラザーズファンタジー第5弾!
「兄上にね、招待状!」晩餐会から1ヶ月、アーシャは弟から家族旅行に誘われ舞い上がっていた。だが1年会わないうちに次男テリーが何やら悩んで家族とも距離ができている様子。それならと、兄さまが悩める弟を笑顔にしてみせます!と決意する。広大な湖がある別荘地で、登山やボート遊び、乗馬に錬金術を使ったゲーム、一緒に夜更かしするなかで少しずつ素を見せるテリー。悩みの種はアーシャにあったようで…?「兄上を、兄上と、呼んではいけなくなるって…。それは、嫌だ」-ただ兄弟でいるために。偉大なるマイペース兄上が導く、ほのぼのブラザーズファンタジー第4弾!
ある日、辺境の小競り合いに帝国も軍を出すべきだと話が持ちあがった。貴族にとって全く旨味はない派兵の矢面に立たされ、排除されそうなのはー公爵達にとって邪魔者なアーシャ。当の彼は、今の立場では弟達と楽しく暮らしていける保証もないので、策略にはまるフリで実績を作ることに!敵は、不出来な将軍を現場指揮官にしたうえ、兵数を絞りバラバラの軍を当てがい、アーシャが戻ってこられないよう徹底的に手を回してくる。だが、天才錬金術師にはそんなことをものともしない、軍をまとめあげ、国際問題を解決する秘策があって?偉大なるマイペース兄上が弟との未来のため戦場へ!ほのぼのブラザーズファンタジー第3弾!
10歳になってようやく家族と距離が縮まったアーシャは浮かれていた。可愛い弟達から誘われて、初めて一緒に大聖堂見学していたのだ。尊すぎる…と歓喜していたのも束の間。突如、武装勢力に襲われて!?狙いは、弟3人、相手は皇帝の政敵?弟殺しの汚名まで着せられそうになったアーシャは平穏を守るため敵を潰すと決意する!錬金術で試作した“不完全エリクサー”を交渉材料にスパイを立てて情報収集。噂の犯罪者ギルドが帝都に隠れていることを“知的生命体”セフィラに探り邪ててもらい、大胆に殴り込んでー?弟とのお茶会を夢見て偉大なるマイペース兄上が宮廷を支配する、ほのぼのブラザーズファンタジー第2弾!
ある日、魔法の発達したイスカリオン帝国に、仲良し家族に憧れる男が転生した。名をアーシャ。不遇な第一王子は、血筋のせいで嫡男にもなれず、最愛の弟たちからも疎まれる運命だった。ならいっそと、帝位を次男に明け渡し、趣味の錬金術にのびのび自由を謳歌する。溢れる才覚でいきなり“新しい知的生命体”セフィラを発明!魔法と科学の融合で自らを透明人間化、宮廷中のありとあらゆる情報収集が可能に!?うっかり偉い貴族をやり込めて、帝位継承争いまで支配(?)していくのだった。「いつか兄さまと呼ばれたいなぁ」偉大なるマイペース兄上が弟のため無意識に帝国を掌握する、ほのぼのブラザーズファンタジー!