著者 : はてなときのこ
時は享保。異界と現世が混ざりあった江戸の町にてー徳川綱吉が治める貞享の世にて、突然現れた“異界の門”より、子犬人ーコボルトが江戸に降り立った。その愛らしい姿を見た綱吉公は彼らを深く愛し、保護をするよう命じる。その後、時を置いてやって来たえるふやどわあふとも幕府は友好関係を築き、異界の知識を得ることになった江戸の世は一足早い文明開化を迎えていた。さらに時が流れー徳川吉宗が治める享保の時代では、コボルトをはじめとした異界の住人が江戸っ子としてすっかり町に馴染んでいた。江戸城内に秘匿された異界の門の残滓、異界迷宮によって得られる資源を求めた吉宗公は、御庭番の青年、犬界狼月とコボルトのポチに異界迷宮攻略を命じる。その日から、狼月とポチの、花のお江戸と迷宮を行き来する奇妙な生活が始まるのであった。「小説家になろう」発第2回アース・スターノベル大賞奨励賞受賞作。
帝国の傭兵団撃退に成功した山田村は、西の都市の領主ユニ家から勲功授与式に招待される。初めての異世界旅行にわくわくの山田だったが、待っていた当主さんはなぜか大変お怒りでー!?山田村の価値を示しユニ家と提携を結ぶため、村をあげての特産品開発がスタート!燻製小屋作りに魔の森ピクニックと春も楽しみいっぱい。神さまになったおれの週末異世界開拓ライフ第四弾。
イベント盛りだくさんの冬到来!西の都市の支援を受けさらに賑やかになった山田村の冬は、ケモミミ一家との果実酒造りに、ラブコメ要員の追加参入で雪合戦大会も白熱!?自宅アパートから異世界へ、床下を通って行ったり来たり。青年・山田の自由気ままな村開拓は、今日もまったり進行中!神さまになったおれの週末異世界開拓ライフ第三弾。電撃“新文芸”スタートアップコンテスト優秀賞受賞作。
アパートの床下で見つけた、不思議な箱庭開拓ゲームの中。念願の温泉が完成し、山田たちは極楽気分に浸っていた。そんなのんびりタイムを楽しみつつも、近づく冬の支度を進めたり、村を訪れた“初めてのお客さん”をもてなしたりと村の開拓に精を出す山田だったが…その身に未曾有の危機(ぎっくり腰)が迫っていたー!?神さまになったおれの週末異世界開拓ライフ第二弾!!
独身貴族な青年・山田はある日、アパートの床下で不思議な箱庭開拓ゲームを発現した。気の向くままに、とりあえずプレイ。すると偶然落とした夕飯のおむすびが、なぜか画面の中に現れた。さらにそのおむすびのお礼を言うために、画面の中から白銀のケモミミ娘が現れた!?-これ、実はゲームじゃないな?神さまになったおれの週末異世界開拓ライフ、始まる!電撃“新文芸”スタートアップコンテスト優秀賞受賞作。