著者 : みあ
さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていたさよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた
人付き合いが苦手で言葉がつっかえやすいことから、転入先でも孤独な日々を送っていた心音(高三)。ある日海辺で、亡き母が大好きだった曲『やさしさに包まれたなら』をギター片手にひとりで歌っていると、見知らぬ男性に「俺と、歌ってくれんか!」と声をかけられる。慌てて逃げ出した翌日、心音の前に制服姿で現れた彼は、強引に心音の手をとって駆け出す。連れて行かれた先は、彼がギターを担当するバンドの練習場でー!?
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