著者 : アラン・フォルサム
皇帝の血脈(上巻)皇帝の血脈(上巻)
ジョン・バロンは胸を躍らせていた。これから永遠の追跡と逃亡の旅が始まるとも知らずに…。殺人課刑事にとって憧れのロス市警5-2班に配属されて初の捜査は、簡単な任務と思われた。だが犯人は逃走。その追跡劇のさなか、彼は伝説の5-2班の邪悪な一面と美貌の殺し屋レイモンドの存在を知るー。ロス、ヨーロッパ、モスクワをまたぐ壮大な陰謀の糸が、その姿を現しつつあった。
皇帝の血脈(下巻)皇帝の血脈(下巻)
あの男は本当に死んだのか?自らと妹の命を守るため、名を変えイギリスへと逃亡したジョン。穏やかな日々と新しい未来がつかめたかと見えた矢先、再び蠢きだす過去の亡霊。パリ、チューリヒ、ダヴォス…ヨーロッパ全域に張り巡らされた「ロマノフの血」へと到る周到な計画がいままさに発動の段階へと到っていた。予想を裏切り続けるサスペンス巨篇が最後にたどり着く、血の結末。
狂気のコードネーム《明後日(ユーバーモルゲン)》(上巻)狂気のコードネーム《明後日(ユーバーモルゲン)》(上巻)
パリー米人外科医オズボーンは、28年前に父を殺害した男を発見した。ロンドンーロス市警刑事マクヴェイは、首なし死体の謎に挑んでいた。ジュネーヴー美貌の研修医ヴェラは、運命を塗り変える恋に落ちた。そしてベルリンードイツの名士たちはある祝賀会を準備していた…。無秩序や出来事の裏に潜む、巨大な陰謀とは何か。全世界を震撼させた、大型新人の冒険サスペンス長編。
狂気のコードネーム《明後日(ユーバーモルゲン)》(下巻)狂気のコードネーム《明後日(ユーバーモルゲン)》(下巻)
次々に起きる惨劇を切り抜けながら、父親殺害の真相究明に執念を燃やすオズボーン。刑事マクヴェイも、各国捜査機関と密に連絡を取りつつ、数十年にもわたるおぞましい計画の核心に迫っていた。メディアの帝王アーウィン・ショールの正体とは。そして、《明後日》という謎のコードネームの意味とは。猛火と黒煙に包まれたベルリンを後に、オズボーンは氷雪のユングフラウに向かう。
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