著者 : アンナ・ポーター
柩の囁き柩の囁き
雪の朝、高価な服を着ているが裸足の奇妙な死体が発見される。一方、女性ジャーナリストのジュディスは、ハンガリー移民から身を興して今やカナダを代表する実業家のポール・ジマーマンのインタヴューに成功する。しかし彼は、豪壮な邸宅でのパーティの最中に不慮の死を遂げる。ジマーマンの死に不審を抱いたジュディスは恋人でトロント警察の警部デイヴィッドとともに事件の謎に迫るが…。
読後、死が訪れる読後、死が訪れる
トロントの老舗出版社の社主が地下鉄にひかれて死亡し、その数日後、ニューヨークの大手出版社の社長が殺された。彼らと面識のあった女性ジャーナリスト、ジュディスは友人の出版社社員マーシャと共に調査を始め、死んだふたりが同一の原稿の出版を計画していたことを知る。が、問題の原稿は消え失せていた。しかも、その行方を追ってロンドンへ飛んだマーシャを待つのは第三の死。果たして幻の原稿に秘められた恐るべき陰謀とは?
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